第48回 【護衛艦 いせ】を製作する、初心者の方への手引きその6。

みなさん、おはようございます。今日も早朝、起床し、上半身裸になって、乾布摩擦、2012年1月12日の朝を
 
健康に迎えられました、神様に感謝、感謝。
 
今日は、全国的に寒波で、寒いそうで、まだ暗い庭に出ると、寒さが身を切ります。
 
少し、寒すぎて、くしゃみが止まらなくなり、家の中で、暖かい物をいただくことにしました。
 
 
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今日の筆者の朝食です。
 
健康によい、切り昆布の入った、味噌汁に、ねじりパン、ヨーグルト、ブラックのコーヒーです。
 
寒い朝に、暖かい朝食を取ると、暖まります。
 
 
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           2011年1月12日 日本海航空母艦 隼鷹【じゅんよう】 №4  完成 就役。
 
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模型の製作には筆者は、2件平行で作業を進めています。
 
なぜかというと、模型は部材を接着したり、塗装したり、どうしても乾燥の時間が必要で、おろそかにすると
 
部品が取れたり、指紋がついたり、二度手間、三度手間となります。
 
 
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何事でもそうですが、物事順番という物がありまして、それを逸脱して物事を進めていきますと、良いことになら
 
ないと筆者は、考えています。
 
また、間違いに気づいたときは、そのままにせず、勇気を出して、後戻りをして、そこを直して、又やり直すという
 
事が大切ではないかと思います。
 
 
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それは、物事の基礎の土台です。
 
たとえば、今住んでいる家を例にしますと、建物の基礎の部分が、水平でなかったとします。
 
柱とか、多額の費用の材料を使用して、ずいぶん工程が進んで、その事実に気づいたとき、もう一度、勇気を出
 
して、元に戻って、修正するという事です。
 
水平でない土台に、水平に基づいた、部品を組み立てていっても歪みがますだけで、良いことにはならないと思
 
うのです。
 
 
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この航空母艦も、作れば作るほどに、色々と後日、気になることが増えまして、色々と思案しています。
 
が、いろいろな模型のキットの中で、5本の指に入るほど、よく考えて企画されていて、このモデルをコーディネ
 
ートされた方に、一度お会いして、良く出来たキットであると、お伝えしたいぐらいです。
 
それだけ、作る人のことを配慮し、なおかつ、新しい物に挑戦するという、配慮がされていると思います。
 
おおくのキットの中で、ピンセットまでついているモデルは、隼鷹のキットだけです。
 
読者の皆さんは、「筆者が完成しました。」と言って、画像を次々と出すので、サイクルが速いと思われる方
 
があると思いますが、実は、普通の人よりも組み立てが遅いのです。
 
ただ、複数同時進行で、進めていますので、次々といろんな完成品が出来るわけです。
 
ところで、話しは昨日にもどりまして、船体の作業の続きから始めたいと思います。
 
                           工種  船体工
 
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昨日、はいていた靴下が、穴が開いたら、捨ててしまう人多いと思うのですが、筆者は、それをロール状に
 
巻いて、【くつまく君】と称して、模型製作の枕に使用しています。
 
その後、塗料とかがついて、汚れたら、手洗いして室内用のぞうきんになります、その先は、自転車などの
 
車輪の掃除に使用します。結構、細いので、バイクや、自転車のスポークの間の掃除には、重宝です。
 
さらに汚れたら、近所の犬のオモチャにするのです。
 
結構、においのついた、靴下、「うーにおう。」というような物を犬は好きなようで、見ていると、口でくわえて、
 
「うーワン。」といって、ぶるぶると顔を上下させて、くわえて遊びます。
 
いたずらして、取り上げて、よそに投げると、追いかけていき又同じような事をしています。
 
筆者は、犬とこういう遊びをするのが好きなのです。
 
このくつまつ君を下にひきまして、船体を斜めにします。
 
 
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こんな感じで、作業になります。
 
基本的に、側面のキャットウオークと呼ばれる、空母特有の、ま、ベランダを取り付けていくときに、
 
その通路の下に、部品がつく前に、先に接着しておきます。
 
それは、キャットウォークを取り付けた後、取り付けるのが難しくなるためです。
 
 
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                 上のように、針の先ほどの部品を、先に接着しておきます。
 
 
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                         こんな感じで、接着していきます。
 
上下である場合は、下を取り付けた後に、上を取り付けていく順番で、作業を進めます。
 
逆をやると、下の部材を接着するのが難しいからです。
 
 
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                    こんな感じで、左舷横一列、接着しました。
 
             ここで、乾燥させるため、風通しの良い場所において、乾燥させます。
 
 
                         工種  飛行甲板構造物工
 
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護衛艦 いせ の飛行甲板には、アンテナ、給油ノズルなど、いろいろな部品がありますので、
 
休憩を挟みながら、地道に、小さな部品を、ピンセットで、接着していきます。
 
ここで、接着剤をつけすぎないように、作業します。
 
つけすぎたら、凹凸が出来て、後日の塗装の修正が必要となるからです。
 
 
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                      こんな感じで、一応取り付け完了です。
 
                 この状態で、風通しの良い場所に置いて、乾燥させます。
 
                         工種    搭載物工
 
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            こんな感じで、ライナーについたままで、ある程度、塗装を行います。
 
             そして、十分乾燥させてから、ライナーからカットしていきます。
 
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カッとした、部品は当然、カッとした部分が、色がありませんので、同じ色で補正塗装してやります。
 
25トン ホイールクレーンは、タダノというメーカー風の車体塗装にしてみました。
 
 
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こちらの、想像上の搭載機については、独断と偏見の個人好みの塗装にしました。
 
海上自衛隊が、ハリアーとか、F35を仮に運用した場合、塗装は、現在のP3Cのような、白を基調とした
 
塗装になるのではと筆者は思うのですが、今回は、航空自衛隊 F2 戦闘機風の、迷彩塗装にしようと、考えま
 
した。
 
上の写真のように、だいたいの基本色を、事前に塗装しておきます。
 
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           そして、小さな脚の部品を、なくさないようにカットとして、下部に接着します。
 
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        ぱつと見たら、大韓航空風の塗装ですが、上から、濃いブルーの迷彩を塗装します。
 
 
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キャノピーの色は、人それぞれで、銀色とか、白色とか、いろいろな方がいらっしゃいますが、今回は、
 
メタリックグレーを溶剤で溶いて、薄くした色を塗装しました。
 
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ヘリコプターの車輪の部品をつけるのが、筆者は苦手で、部品が小さすぎて、いつも大変な思いをしています。
 
 
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                    白の塗装の部分を補正で、修正していきます。
 
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                  作業中、飛行機を格納庫に、置いてみました。
 
            DVDで、映像を見たときは、広く感じましたが、すこし狭いようです。
 
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一機、100億円程度する、航空機を飛行甲板で、露天の雨ざらしにするわけにいかないので、格納庫に格納
 
するわけですが、ヘリは、1機は絶対必要ですので、4機が限界のようです。
 
 
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      プロペラを折りたたんで、通常格納するので、その場合は、6機ほど格納できそうです。
 
聞かれない事を言いますが、ひえい、はるな、のDDHからすれば、格段の進歩と思いますが、格納スペース
 
が、狭いので搭載機数が限られていて、作戦行動が限定されると思います。
 
中途半端な艦船を建造せずに、長い年月運用でき、いろいろな用途に使用出来るような、設計に変更すべしと
 
筆者は考えます。
 
「おまえ、好きなこと言うなー、予算をつけるのが大変だったのだぞー、馬鹿もん。」と言っておこられそうです
 
が、このような意見は、海上自衛隊の秀才の方からも出ているので、次期建造計画は、大型化を検討している
 
のだと思います。
 
本日は、ここまでで、続きはまた後日にしたいと思います。
 
それでは、みなさん1月12日を良い日でお過ごしになりますように、お祈りしています。