第54回ドイツ75ミリ対戦車砲を製作する。初心者の方への手引きその②
みなさん、こんにちは、今日は快晴で、比較的暖かく良い日でした。
今日もテクテク歩いて、自宅に帰っていると、愛想の悪いブル公の家の前まで来ました、するとブル公、家のお
じさんに、げんこつを入れられて、怒られている最中でした。
愛想の悪い犬なのですが、しっぽを丸めて、悲しそうな顔を見ると、かわいそうになってきました。
なんの悪い事をしたのかわかりませんが、そのまま家に帰る途中に、ブラックホールの本屋が見えてきて、
吸い込まれるように入っていきました。
きれいなお姉様が、ドイツの軍装を着ている本を発見しました。
資料にしようと、小遣いで買って帰りました。
本日のおやつの紅茶とモンブランのショートケーキです。
ご存じの方がいらっしゃいましたら、教えていただけたらと思います。
さて、昨日の続きのお話です。
設計図とキットを確認して塗装をするわけですが、塗装の方法として主に、3通りの方法があります。
①は、色を塗らずにそのまま組み立てて、後から塗装する方法。
②は、部品を組み立てながら、塗装する方法。
③は、先にライナーについたまま、部品を塗装して、その後組み立てていく方法。
今回は、③と②の併用で、組み立てていこうと思います。
ライナーについた部品のまま、塗装していく方法は、手に塗料がつきにくく、大変便利で、組み立てが速く出来ま
す。
こちらの大砲の部品は、スプレーで、濃いグレーのジャーマングレーで塗装していきます。
スプレーの無い人は、筆でもかまいません。
下地塗りなので、細かなところは気にせずに、どんどんスプレーして塗装します。
乾燥は、ライナーについたまま乾燥させます。
次に、兵士の部品です。
実は、世の中で1番難しい塗装の作業は、兵士なのです。
戦車とか、戦艦とか、色々とモデルがありますが、兵士の顔の表情、なかなか難しく、奥が深いです。
人によっては、兵士の塗装に1ヶ月とか、かける方もいらっしゃるようです。
今回は、本日購入した、ドイツ兵の軍装の例を参考に塗装していきます。
水筒とか、防毒マスクケースとか、上着とズボンの色が違う点に注意して塗装します。
ところで、筆者はわからないのですが、ドイツ兵の上着とズボンの色が、写真のようにどうして色が違うのでしょう
か、ご存じの方がいらっしゃいましたら、教えていただけたらと思います。
襟章とか、階級章に注目、
こんな感じで、普段立ち読みして、資料になりそうな本は、買って取っておきましょう、特にカラーの写真は
参考になります。
大砲の部品は、ほぼジャーマングレイ、一色で塗るわけですが。兵士の部品は、複雑で、手間がかかります。
基本的に、順番は、人間の肌、着ている服の順、装備品の順番で塗装していきます。
この順番を飛ばして、塗装しますと、後で修正の余分な作業が増える事になります。
顔の部分とかは、針の先で塗装していきます。
ドイツ人は、基本的に、例外はありますが、水色の青い眼、金とブラウンの混ぜたような髪の色をしています。
黒とか、茶色とか、ま、個人の好みで塗装していただくのも良いと思います。
水筒も、本の写真を参考に、近い色で塗装していきます。
上の画像は、楊子の先で塗装しているところです。
余って捨てていた、プラスチックのライナーを接着して、再利用、通称【ライナー君】こうして斜めにして塗装する
と、作業しやすく便利です、費用は無料です。
襟章、階級章も塗装していきます。
首の背後の襟の銀縁も針で、細い線を書いていきます。
腰の袋は、こんな感じで塗装しました。
水筒は、本の写真とよく似たように、塗装します。
階級章は、別売りのデカールを貼るのも良いですが、今回は手書きで、作業していきます。
下を塗ってから、上を書いていく、この順番です。
次に、薄め液をスポイドで、吸い上げて、カップに入れていきます。
筆者は、カップとかは買わずに、お豆腐が入っていた容器をリサイクルで使用しています。無料です。
ここで、ほんの少しの、フラットブラウン【茶色】を。溶液で溶いて、薄めていきます。
ここでは、茶色を使用しますが、場合によって、グレーや、黒などを状況に合わせて、薄めて使用しています。
とりあえず、こんな感じで、塗装していきます。
この部品も、顔の陰を茶色の溶液で、作っていきます。
次に、オレンジ色を薄めて、顔の光の部分に、塗装していきます。
まひげ、頭髪は、下地にブラウン、その上をゴールドの金色で、針で仕上げていきます。
眼の中は、白で塗装していきます。はみ出さないように、注意します。
眼の中は、特に難しく、顔の表情を決める重要な要素です。
今回は、スカイプルーの原液をそのまま、ほんの少し、針の先で、落としていきます。
この作業、難しくて、失敗が多いです。失敗したら、乾かして、白を入れ直して、再チャレンジです。
最近は、リストラのせいで、入っていないのですが、ドイツのヘルメットは、上の画像のように、マークが入ってい
ます。
この75ミリ砲のキットには、上のマークが入っていないので、昔のキットから抜いて、今回使用します。
だれか、このヘルメットシールだけを売っている所か、品物をご存じないでしょうか、よかったら教えていただける
と助かります。
こんな感じて、側面に貼り付けていきます。
こんな感じで、下地の塗装が、完了しました。
大砲は、基本的にジャーマングレイ、車輪はフラットブラック、砲弾はフラットブラックとゴールド、こんな感じで、
手でライナー部分を持って、塗っていきます。
この方法が、手も汚れず、速い良い方法として、今回ご紹介しました。
本日のお話は、ここで止めて、明日は素組を行いたいと思います。
それでは1月18日の良い夜をおすごしください。