第55回ドイツ75ミリ対戦車砲を製作する。初心者の方への手引き、その③

みなさん、こんにちは、2012年1月19日の投稿です。
 
本日は朝から雨で、肌寒く震えながら、自宅に帰ってきました。
 
すこし、寒いので暖かいおやつが食べたくなり、下の画像ような、おやつを作りました。
 
 
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                   ゼロから料理したのではなくて、インスタントの餃子です。
 
この餃子をいただきながら、昨日のお話の続きです。
 
昨日の視聴者のご意見で、ライナーから部品をカットして、クリップで留めて、塗装してはどうかとご意見が
 
ありました。
 
いろいろな方法がありまして、筆者も時々、その方法でも塗装しますし、棒に両面テープを貼って、細かな
 
部品を取り付けて塗装するときもあります。
 
肝心なことは、ご自分の作業しやすい方法、二度手間にならない方法で、作業することが良いと思います。
 
兵士の塗装の場合、腰回りなどの装備品を先に接着しますと、塗装の作業が、困難になりますので、その部分
 
だけ頭に置いて、作業すればよいかと思います。
 
 
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大砲の部品を、ジャーマングレーのスプレーで下地塗りをしましたが、この部品をニッパーで、説明文を
 
見ながら順にカットして、接着していきます。
 
 
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砲身の部品は、2分割になっている物を接着します。
 
当然、筋が出来るわけですが、この筋をサンドペーパーで、筋が見えないように、優しく部品が折れない程度に
 
すって、凹凸をならしていきます。
 
 
 
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サンドペーパーで、凹凸をこすりますと、下地の塗装が落ちてしまいますが、気にせず、基面整正を行います。
 
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                  この筋が、全体についているのを消していきます。
 
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この作業でも力を入れすぎて、荷重をかけすぎると、気温が低い冬場など、破損する可能性がありますので
 
用心して、作業します。
 
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部品をライナーからカットしますと、どうしても、切り残し部分が発生します。
 
それを小さいヤスリで擦って、凹凸を無くしていきます。
 
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                         こんな感じで良いと思います。
 
 
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                  ここまで、部分ごとに組んで、あわせていきます。
 
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                    ここまで組んだら、乾燥させて、乾かします。
 
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   次に、車体の組み立てです、車輪の部分は回転させるため、接着する部分と、しない箇所がありますので
 
説明文をよくみながら、組み立てましょう、間違えて接着しますと動かなくなります。
 
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次に、B4の防弾板の組み立てですが、板状のまま接着した場合、牽引時に引っかかりますので、
 
折り曲げていきます。
 
説明書の図面は、車体が裏返しの状態で書いてありますので、上下逆につけないように、用心していただけたら 
と思います。
 
 
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                  この線に沿って、薄くカッターを入れていきます。
 
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         こんな感じにしていきます。やり過ぎて、折れた場合は、接着して修復していきます。
 
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上の画面のように、引っ張って動かすときに、板のままだと、地面に接触するからです。
 
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                          こんな感じで、仮組完了です。
 
 
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車体と、脚の取り付けですが、この部分も、開いたり、閉じたりしますので、接着には用心して、可動部分には
 
接着材をつけないようにしましょう、脚が開かなくなります。
 
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                         こんな感じで、接着できました。
 
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                       下地塗りをして、仮組立完了です。
 
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                                  横面より。
 
 
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                             脚が開げた状態です。
 
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                            脚をたたんだ状態です。
 
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上の画像のように、塗装が剥げた部分などを、ジャーマングレイの原液で、補修してやります。
 
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大砲を発射したら、砲身が後退して、すれる部分のレール部に、下地としてメタリックグレーを塗ります。
 
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                  こんな感じで、乾かしてやります、仮塗装完了です。
 
明日は、仕上げの塗装の、塗料の調色について、お話ししようと思います。
 
それでは皆さん良い夜をおすごしください。