第57回ドイツ75ミリ対戦車砲を製作する。初心者の方への手引きその⑤

みなさんこんにちは、今日は朝からどんよりと曇っていて、肌寒く、天気に

ならないかなーという感じの天気です。
 
本日は、昨日の続きをがんばって仕上げていきたいと思います。
 
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 あともう少しで完成です。がんばって前進しましょう。
 
昨日は、大砲をぼかし塗装で、表面を塗装して、サビをすこし作るお話をしました。
 
本日は、これを操作する、兵士の組み立てと塗装の仕上げのお話です。
 



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ライナーについた状態で、下地塗装を完了していますが、ニッパーで、なるべく

凹凸のないように、カットします。



 
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          そうするとどうしても、ヤスリの先のような、凸部分が出来ます。



 
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 こういう部分とかを放置して、作業を進めていきますと、隙間の原因になりますの

で、こういう部分を丹念にヤスリですって、ならしていきます。



 
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        こんな感じで平にして、その後説明書通り組み立てていきます。
 
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部品と部品の隙間が出来たら、パテで埋めて、サンドペーパーで研磨して、ならし

ていきますが、田宮模型のキットは、完成度が高いので、そこまでしなくても良い

と思います。
 
 プラスチックの0,2ミリの板を、2センチ×3センチでカットして板を作ります。
 




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                   こんな感じで墨を入れます。


 
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                  はさみでこんな感じにカットします。
 



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                      こんな感じで、脚の裏に接着します。


 
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 こうすることによって、自立が難しいポーズの兵隊でも、すくっと立つことが

出来る様になります。
 
腰回りの装備品は、説明文に忠実に接着します。雑嚢入れの上に水筒がくるよう

になっているので、そのように接着します。
 



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お姉様の見本も、ままそんな感じです。右の腰に、水筒を雑嚢を下にして、取り付

けるのが通の様です。


 
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三人とも、プラ板をつけようかと、思っていたのですが、よく考えるとこんな感じに、

砲の脚をまたいだ形なので一人だけにしておくことにしました。
 



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こんな感じで、三人とも、腰回りの装備品も取り付けて、接着完了で、すこしの間、

乾燥させてやります。


 
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              その間に、砲弾の塗装の仕上げを行います。
 
 
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                先端にシルバーの塗料を塗っていきます。

 
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                   お尻の部分にも、シルバーを落としていきます。


 
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                   砲弾箱もこんな感じです。
     

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仮組した兵士の塗料の薄い部分、剥げた部分に、下地と同じ色で、数種類の

塗料で、補修していきます。



 
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                       そして、綿棒と薄め液を用意します。


 
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       ブラックか、ジャーマングレイを薄め液で溶いて、薄めていきます。
 
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            こんな感じの顔の下地に、薄く塗装を繰り返していきます。
 
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 手なども、砲兵ですから、すすで汚れている設定ですので、ぱたぱたと、塗装

していきます。
 
靴や、服装を、泥だらけにしたり、汚したりする場合もありますが、今回は、しない

ことにします。
 
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あまりやり過ぎると、取ってつけたようになるので、なるべくやり過ぎないように、

塗装を行います。
            


                
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                       こんな感じになれば良いかと思います。
 
顔と、腕と、その他必要があれば、この方法でいろいろな色を散らして、薄く塗り

重ねていきます。
 
 
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こんな感じで、ほぼ完成なのですが、見つめていると、又塗装し直したくなって

くるので、気がついたら、時々修正して、又修正して、の繰り返しです。
 
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             大砲の脚をしめて、運搬の状態にしてやります。
 
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 説明書では、運搬は、クルップボクサーの弾薬運搬タイプが、牽引することに

なっています。
 
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                模型で再現すると、こんな感じでしょうか。
 
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      裏面には、ハノマーク装甲兵員輸送車で、牽引する図になっています。


 
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                   模型で再現するとこんな感じでしょうか、
 


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ブウーン ブウウンーン、と砲を牽引して走行します。このときに、前の防弾板を

曲げとかないと、引っかかって牽引できませんので、注意して作業しましょう。
 


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  実は、この装甲車は、製作するのに、戦車より手間がかかります、内装が

ついている上に、キャタピラもついていて、なかなか難しいです。
 
又製作の機会があるときに、ご紹介します。
 


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手元に余った、ジオラマ板がありましたので、テントと土嚢セットを加えて、戦車砲

陣地を作ってみました。



 
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 こうして陣地のジオラマを作って楽しむのも良い物で、楽しい時間が過ぎていき

ます。
 
僕は、トーチカを作ったり、機関銃座を作ったり、戦車壕を作ったりする陣地ものの

ジオラマが好きで、好みの物を作って楽しんでいますが、どんどん数が増えて、

置き場所がなくなってきました。
 
皆さんもよかったら、模型作りに挑戦してみていただけたらと思います。
 
 【 明日に続く。】