第61回 戦前の戦時中の映画、雷撃隊出動を偲ぶ。

皆さん今晩は、2012年 1月27日のブログ更新です。
 
つぎつぎと用事があって、今日はおやつの時間がありませんでした。
 
なかなか、外は寒いし、家の中にいると用事をいいつけられるし、大変です。
 
やっと、時間を作りまして、本日の投稿です。
 
本日の模型公園の推薦のDVDは、昭和19年の製作映画、山本嘉次郎監督の雷撃隊出動です。
 
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この映画、戦前の戦争映画の主演のおなじみの藤田進さんほかの出演する映画で、特撮の監督は、
 
ウルトラマンの特撮で有名な、円谷英二さんです。
 
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この映画、再生してすぐに、航空母艦の本物の白黒映像が出てきて、搭乗員が、控え室から出てきて、
 
側面のキャットウオークに出て、飛行甲板に上がり、天山と思われる雷撃機に、航空参謀をのせて、飛び立つの
 
ですが、本物の雲龍クラスの3隻の内の空母のどれかと思うのですが、白黒画像で出てきて、発艦シーンから
 
飛び立つまで、後部の機銃座にカメラを据えて撮影した画像が出てきます。
 
 
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                雲龍同型艦の葛城№2です。2012年1月27日完成就役
 
このクラスの航空母艦は、先日ご紹介した、ミッドウェイ海戦で、主力空母が喪失し、急遽増産が決定された
 
量産型の航空母艦です。
 
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図面は、飛龍の図面がそのまま使用され、艦橋の位置が、反対側の前寄りに変更され、翔鶴の艦橋を簡略し、
 
内部も、極力コストダウンのため、不必要な物は、削除された量産型の簡素な航空母艦です。
 
空母の名前は、奈良県葛城山から、名を取って、葛城【かつらぎ】と命名されました。
 
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すでに、完成時は、米軍にシーレーンを支配され、南方から石油が入ってこなくなっていたので、燃料不足で、
 
公試が思うように出来ず、鹿児島湾でのテスト航海のみだったようです。
 
また、登載の飛行機も、着艦できるパイロットの不足から、搭載機はなく、呉の港に係留され、迷彩塗装をして
 
砲台代わりに使用されていましたが、敵航空機の爆撃を受けて、大破横転して終戦を迎えました。
 
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もう1年、完成が速ければ、マリアナ海戦に間に合ったのでは、と思います。
 
話しは、元に戻って、DVDの話しですが、海軍の雷撃の名人三羽がらすのお話で、途中、南方の基地の話しと
 
かが続くのですが、最後は、1式陸上攻撃機を雷装して、夜間の雷撃を行うストーリーです。
 
闇夜の夜間に、雷撃して敵鑑に命中するのでしょうか、実際、台湾航空戦では、夜間雷撃が行われたそうで、
 
史実に基ずくお話のようです。
 
皆さんも良かったら、買って見ていただけたらと思います。
 
それでは良い金曜日の夜をお過ごしください。