第62回 暗号名 サクラ サクラ 受信せり。

こんばんは、2012年1月28日土曜日のブログの投稿です。
 
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本日のおやつは、【バターサブレ】のクッキーと紅茶です。
 
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               砂糖もなにも入れない紅茶に、クッキーをかじりながらいただきます。
 
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本日の完成品の紹介は、航空母艦 天城です。
 
昨日紹介した、葛城の同型艦雲龍、天城の3隻の内の1隻です。
 
昭和17年6月のミッドウェイ海戦で、主力空母を喪失した、日本は、急いで航空母艦の建造に力を入れます。
 
空母より、戦艦を建造すべきと、大言豪語していた、連合艦隊参謀長 宇垣中将や、軍令部の福留中将なども
 
ここにいたって、航空母艦の補充を認め、突貫工事で造船を行いました。
 
 
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            2012年1月28日 日本海航空母艦 天城【あまぎ】 完成就役 
 
 
飛龍の図面を元に、必要最小限の装備に簡略化して、艦橋のみ飛龍と反対側の右舷前方に移動させ、翔鶴型
 
の艦橋を簡略化した艦橋に改めて、建造されました。
 
昭和19年後半に完成し、公試を行っていましたが、空母に着艦出来るバイロットが不足して、登載する航空隊
 
が用意できず、瀬戸内海の小島と小島の間に、碇をおろして、飛行甲板に迷彩を施して、偽装網をかぶせて、
 
隠されていました。
 
 
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そんなエピソードのある航空母艦で、飛行甲板の迷彩は、道路とか、家とかの上から見た感じの迷彩であったと
 
口伝がありますが、はっきりとしていません。
 
1番良いのは、写真の画像があれば良いと思うのですが、側面からの画像しかないようです。
 
今回の作品は、独断と偏見で、飛行甲板を普通の迷彩にしてみました。
 
この青島文化教材社のキット、金型の設計を間違えたのか、ライナーについている機関銃座、高角砲など、
 
側面の凹の穴に全く部品が入りません。
 
そのため、別のパーツを新たに入れてありますので、作るのには問題ないのですが、感じが悪いので、金型を
 
機会があれば、直した方が良いと思います。
 
 
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しかし、この空母、進水して完成したのに、乗せる飛行機があっても、パイロットがいないとは、人命を軽視してい
 
た日本軍は、機と運命をともにするとかのおかしな風習があって、パラシュートを積んでいなかったり、そんな
 
軍政を行っていた結果だと思います。
 
アメリカのように、帰路に救助専用の潜水艦とかを配置して、搭乗員を大切にしていたら、このような事は無かっ
 
たと思います。
 
不時着して帰ってきた搭乗員に、天皇陛下の飛行機とともに死んでこいとか、そんなことを言われて、死んでい
 
ったパイロットが多くいたそうです。
 
いまから考えると愚かな考えで、戦艦など作らず、航空母艦をたくさん作って、搭乗員を大切にしていたら、太平
 
洋戦争の戦局が違っていたのではと思います。
 
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今日は、真珠湾攻撃の淵田隊長機の97艦攻と源田司令官の四国松山343航空隊の紫電改で、「ブーン」と
 
1人で、穏やかな気持ちで遊んでいました。
 
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97艦攻は、比較的大きな機体です。800キロ鐵鋼爆弾を搭載しています。
 
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この紫電改も、最後の砦として活躍しました、ずんぐりしていて、ゼロ戦よりは大型の戦闘機です。
 
もっと速く、昭和17年に実用化できていれば、ラバウル航空戦で、優位に立てたのではと思います。
そんなことを考えていたときに、電話が鳴りまして、「もしもし、カメカメ。」 観音様が出られました。
 
「あんた男の人から、サクラサクラと伝えてくれ、と電話があったけど、またなにたくらんどるのー。」と言われまし
 
た。
 
サクラ サクラは、帝国陸軍の使用していた暗号です、意味のわかる方は、よほどの陸軍通です。
 
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今回の意味は、注文していたエアコンプレッサーとエアブラシのセットが入荷したという合図で、明日にでも
 
取りに行こうと思います。
 
楽しみだニャーン。
 
それではみなさん土曜日の良い夜をお楽しみください。