第72回 京都嵐山【あらしやま】美術館の進藤館長を偲ぶ。

みなさん、こんにちは、模型公園です。  2012年2月9日木曜日の投稿です。
 


本日もテクテクと歩いて家に帰っているのですが、風が強くて、寒くて凍えそうです。
 
いつも通る、愛想の悪い、ブル公の家の前に来ました。
 
ブル公、寒いのか、犬小屋の中に入って、うずくまってしっぽを丸めています。
 
こういう日は、暖かいおやつを食べるに良い日ですが、又いつもの本屋が見えて

きましたが、お小遣いが少ないので入らずに、家に帰りました。
 
昨日、観音様に、スーパーに行って、トイレットペーパーを買ってくるように指令を

受けていて、ブログを入力して、買いに行ってきたのですが、外見がよく似ていた

ので、キッチンペーパーのロールを間違えて買ってしまい、観音様から指摘を受け、

眉間にしわが入って、雷が落ちてしまいました。


 
イメージ 1
 
            

      ま、失敗したことは忘れて、お茶の時間を楽しみます。
 
                        今日は、紅茶とカステラです。
 


イメージ 12
 



          本日は、好みのお気に入りのコバルトブルーのティーカップです。


 
イメージ 19
 




     このティーカップを眺めていると、高貴な気分になり、お茶が、2倍、3倍も、

     風味が良く感じます。
 
     和骨董の陶磁器も良いですが、西洋の陶磁器もおすすめです。
 
     これで、お茶を飲んでいると、いやなことは忘れてしまいます。






             今日の模型の完成品のお話です。


 
イメージ 20
 




         本日の完成品 空母 赤城 №8 2012年2月9日 完成就役。


 
イメージ 21
 
               お茶をいただきながら、本日完成した、赤城を鑑賞します。
 
イメージ 22
 


  僕は、夜にプラモデルの組み立てを行いますが、気がついたら、日付が変わって、

  1時、2時はざらです。
 
   健康上、良くないと思うのですが、組み立てていると、あっという間に時間が

   過ぎてしまいます。


 
イメージ 23
 


赤城が、30ノットの全速で航行したら、飛行甲板は、歩けないほどの風が吹いた

でしょうねー、飛行甲板、 格納庫での作業は、大変だったと思います。
 
下の格納庫の中でないと、爆弾の装着とか、いろいろな作業は、出来なかった

のではと思います。




 
      本日の特集は、京都嵐山美術館の進藤館長を偲んで見たいと思います。


 
イメージ 24
 


 京都駅を出て、地下鉄で四条烏丸駅まで行って、上に出て、チンチン電車に乗って、

 嵐山に向かいます。
 
花園をすぎて、終点嵐山でおりて、川沿いに出て、臨泉寺というお寺の入り口に、

ガラスケースの掲示板があって、その中に、38式歩兵銃や、手榴弾が、飾って

ありまして、「ほおー。」と鑑賞して、お寺の境内の入り口を、右に右折すると、

上の画像のような、嵐山美術館が、見えてきます。



 
イメージ 25
 


入り口には、長州藩が使用していたという、大筒の本物が、高そうな御影石の台座に

固定してあります。
 
ここで、北村さんという、坊主頭の優しそうな男性の方に、入館料を払って、

中に入ります。
 
徳川家康の着用鎧、 織田信長の着用鎧、柳沢吉保の着用鎧、徳川家伝来の、

正宗の刀、長曽根虎徹興里の刀、村正の短刀、蒔絵の印籠など、名品が置いて

あります。
 



イメージ 2
 


      金蒔絵の、タンス、大判、小判になどの古銭とか、たばこのキセル

      名品の数々多数。
 


イメージ 3
 


             火縄銃も、徳川家伝来の大筒とか、短筒とか、多数展示。


 
イメージ 4
 


       建物の裏に出ると、零戦の本物が置いてあって、コックピットに座って

       写真を撮ってもよかったのです。



 
イメージ 5
 
           多数の機関砲、機関銃、多数の軍刀や、軍装が、皇軍を中心


           に展示してあります。



 
イメージ 6
 
      


       実際飛行可能な、4式戦 疾風【はやて】も、大切に展示してありました。
 
       アメリカに没収されていたのを、大金で、日本に持って帰ってきたそうで、

       感謝、感激。




 
イメージ 7
 



1番大きなコレクションは、戦艦陸奥の主砲、瀬戸内海から、サルベージで引き

上げて、展示してあります。
 
運搬に大変だったそうです。 しかし大きいですねー。
 



イメージ 8
 
 
陸奥の側面の140ミリ副砲です。 700分の1だと、爪の先ほどの部品ですか、

実物は大きいですねー、
 
 
イメージ 9
 


戦艦、陸奥の舵、大きいですねー、倒れてきたら、2階級特進の即死間違いなし

の大きさです。
 
これも海から引き上げて、運搬、展示に大変だったそうです。




 
イメージ 10
                       
               


                 上陸用舟艇も、展示してありました。



 
イメージ 11
 


南方の島から持ち帰ってきた、95式軽戦車、砲塔上のハッチから中に入って、

写真撮影が可能でした。



 
イメージ 13
 


92式重機は、撃てなく加工して、手で持てるように、置いてあって、握って、

射撃ポーズで撮影可能でした。



 
イメージ 14
 


小銃も色々とありまして、試作5式小銃、【自動小銃】100式機関短銃など、珍品

の本物が多数展示。


 
イメージ 15
 


                 陸軍の野砲や、対戦車砲も色々と展示してありました。


 
イメージ 16
 
        
                      憤進砲とか色々と


 
イメージ 17
 


その他、小銃弾とか大砲の弾とか、勲章とか、軍服とか、全部、進藤さんという

おじいさんが集めて、展示していたのです。
 


イメージ 18
 


こういう所だったら、何日きても、飽きないし、ずっといたいですねー、戦車に乗って

遊べるし、ゼロ戦に乗れるのが良いですねー♪♪。
 
少し前に、京都で、北村氏とお話しする機会があり、聞いたところ、不心得者が、

ゼロ戦の照準機の部品とか、戦車のパーツを盗む事件が発生し、搭乗禁止に

なったそうで、その後、新藤氏が死去して、多額の相続税のため親族が、

嵐山美術館を閉鎖して、処分してしまったそうです。
 
当然、勤務していた人は、解雇、展示物は、四散してしまったそうで、残念で、

残念で、天国で、進藤館長も怒っているのではないでしょうか、こういう貴重な、

国の宝は、国が補助して、存続させるべきであると僕は考えますが皆さん

どうでしょうか、相続税など免除して、広く一般に開放すべきだと思いました。
 
それでは、みなさん良い木曜日の夜をお過ごしください。 


   【明日に続く。】