第74回 劇画、太平洋戦争シリーズ【撃墜王】を偲ぶ。
みなさん、こんにちは、2012年2月11日土曜日の投稿です。
今日は良い天気で、風もなく、庭で絶好の塗装日和です。
午前中、護衛艦、あさかぜの塗装をしました。
本日のおやつは、御抹茶と我が家の最後の3個のミカンです。
季節物のミカンは、この3コで終わりです。
広島県の沼隈産のみかんを無料でいただいて、形は、規格外なのですが、甘みがあり、美味です。
お菓子という文字に、くさかんむりに果物の果を書くのは、室町時代、砂糖もなにもない時代のお菓子とは、
季節の果物だったそうで、千利休も、季節感のある果物を菓子として、出すことを最良としていたようです。
好みの茶碗で、御抹茶をいただきながら、ミカンを食べて、ブログの入力です。
本日の模型公園のおすすめのマンガは、劇画太平洋戦争シリーズ12巻目 撃墜王 です。
たちかぜ書房の出版で、1巻からシリーズで16冊出版されていて、12番目の小川あきら先生の作品です。
太平洋戦争終盤、源田實大佐の発案で、優秀な戦闘機乗りを集めて、最新の兵器を装備して、四国松山の
飛行場を基地として、米軍の航空機を撃破しようという、作戦が軍令部から許可され、名人が集められました。
その部隊の名称は、343航空隊と呼ばれました。
このマンガには、筆者のような、物わかりの悪い人でも、よくわかるように丁寧に解説がついたマンガです。
この航空隊で使用されていた戦闘機が、しでんかい【紫電改】です。
わかりやすく、手元の模型で流れを説明していきますと、ゼロ戦の11型から21型へさらに32型にと、わずかで
すが、マイナーチェンジして、進化していきます。
そうして、数機種をへて、52型に進化します。
さらに、武装を強化したのが、52型丙です。
しかし、ゼロ戦はエンジンが千馬力程度と、出力が低いため、大きなエンジンの戦闘機が要求されました。
烈風【れっぷう】という、戦闘機が開発されていましたが、なかなか満足な出来にならず、川西飛行機が開発
した、紫電【しでん】という飛行機が採用されました。
当初は、欠点とか、飛行しにくい使いずらい箇所があり、徐々に改良されていきました。
そうして、登場したのが、紫電改と呼ばれる、戦闘機です。
速度594キロ 航続距離1715キロ 2センチの防弾ガラスを三枚合わせにした、防弾風防を備えています。
燃料タンクには、防弾装置と、自動消火設備を備え、20ミリ機関砲を4門装備していました。