第75回 【第4話 平凡の非凡を偲ぶ。】
みなさん、こんにちは、2012年2月12日日曜日の投稿です。
今日は、天気がよいので、庭で護衛艦しらねの船体塗装を行いました。
風もないし、天気が良くて、うまくいきました。
部屋に入って、みなさん3時のおやつですよー。
本日のおやつは、蜂蜜をお湯で溶いた蜂蜜湯と80円のフランクフルトと100円のフライドチキンです。
筆者は、鶏肉が大好きで、毎日でも鶏肉を食べたいです。
本日の模型公園の推薦のマンガは、【美味しんぼ】おいしんぼです。
ただいま107巻目、よく話題が枯渇しないものだと感心していますが、最近は、すこしワンパターンになってきて
いて、人気低迷気味、初期の頃のように、もう一工夫、内容を改善していただけたらと思っています。
この本、大仏様が、喫茶店で読んで、おもしろくて良かったので1巻を買ってきて、家の台所に置いてあったので
すが、筆者が、それを見て面白かったので、集め出して、全部で107冊も集めてしまいました。
どれも良く出来た内容なのですが、5本の指に入る内容は、ほぼ初期の巻の中にありますが、そのなかでも
印象に残るシーンを本日は偲んで見たいと思います。
それは、1巻の第4話の【平凡の非凡】という題のお話です。
主人公が勤務する新聞社が、絵画のルノアール展を開くことになって、京都の大金持ちの京極さんから、ルノア
ールの絵を借りるため、東京でも有名な料亭に招待することになりました。
京極さん、大の食い道楽でも有名で、食通としても名の通った人でした。
懐石料理が出てきたのですが、じゅんさいは、瓶詰めの品、アユの塩焼きは養殖のアユと、素材がひどく、京極
さんは、大声で怒鳴って、「あんたらに絵はかせられない。」と立腹して帰ってしまいました。
そこで料理の出し直しをしたいということになって、主人公がそのつとめをすることになりました。
みんな、どんなごちそうで、もてなすのだろうと興味深々だったのですが、場所は銀座の外れの、小さな食堂で、
会社の幹部は、「こんなみそぼらしい小さな食堂で、大丈夫なのか。」と大変心配します。
出てきたのは、ご飯に味噌汁、いわしの丸干しでした。
事業部長や、副部長は、このお膳を見て、怒って大騒ぎするのですが、京極さん、「いい米だ、形がそろってい
る、ちゃんとかまどで炊いた米だ、上手にといである、わしは、戦前に米相場で財を成したのかはじまりやー。」
とご機嫌になり、パクパクと感心しながら食べ出しました。
そして、米の品種から、産地まであててしまいます。
「味噌汁も、ほんものの味噌に、とうふやー、なかせるなー、鰹節のだしもええ鰹節のだしや。」
「いわしのまるぼしもワシのふるさとの土佐味やー。」「こんな美味しい、ご飯、味噌汁、丸干し、ここ当分食べた
ことがない、まんぞくやー。」とご機嫌になって、接待は大成功するのでした。
筆者が料理に興味を持つようになったきっかけは、このマンガだったのです。
みなさんも、だまされたと思って、一度、美味しんぼの1巻を買って見ていただけたらと思います。
たいていの本屋さんなら、再版物の1巻を置いていると思います。
本日の完成模型の紹介は、空母信濃の新金型です。
新金型と行っても、10年ほど前にリニューアルした金型の部品です。
いつもの通り、部品を先に塗装してーーーーのはずですが、このキット支柱の取り付け数が半端でない数です。
ピンセットで一つ一つ接着作業、うー、すご数の支柱の数、苦行ジャー。
ひぃー。辛抱、辛抱で、ひとつひとつ接着していきました。
前から、後まで、支柱だらけのキットです。
こだわりというのか、なんというか、ここまでしなくてもという感じの支柱の多さでした。
このキット、エレベーターの脱着があたりまえのこの700分1の世界で、残念ながら、固定式のエレベーター。
細工して、なんとかしようかと思ったのですが、ーーー。
これは、欠点ですねー、次のモデルでは、改善していただかないといけません。
こんな感じで、細かい作業を深夜行いまして、形になりました。
この航空母艦、大和の3番艦の予定でしたが、空母に改装されて、進水したのですが、横須賀の造船所が
空襲が激しくなったので、艦内の内装工事を中断し、工員千人程度を乗船させて、瀬戸内海に避難することにな
りました。
壊され、広い艦内が、真っ暗になったそうです。
艦長が、「工員は上甲板に集合。」と伝令を出したのですが、なぜか、いつのまにか「総員退艦、上甲板。」に
変わってしまい、全員飛行甲板にあがってしまい、艦内は混乱したそうです。
朝の10時頃、和歌山県沖で、転覆して、沈没し、おおくの犠牲者が出て、プカプカと浮いていた桜花につかまっ
て漂流していた人は、なんとか救助されたそうです。
だけど、「また、何も知らないやつが後からどうのこうのといいあがって。」と怒られるかもしれませんが、
ので、陸に近いところで、なんとか、排水作業をするとか、工員が千人も乗っていたので、修理するとか、なにか
方法は無かったのでしょうか、深海に沈んで、おおくの犠牲者が出るよりは、得策と思うのですが、世界最大の
不沈大型空母は、進水から2週間程度で、姿を消したのでした。
悔やまれます。
それではみなさん良い日曜日の夜をお過ごしください。 ギッチョンパー。