第86回 ファインモールドの橘花【きっか】を製作する。第3回

みなさん、こんばんは、今日は、午前中に病院に行ってきました。
 
病院は、病原菌のたくさんいるところなので、マスクをして、観音様に

連れて行ってもらいました。
 
1時間以上、随分と待たされて、やっと自分の番になりました。
 
症状を先生にお話しして、「肝臓ガンでしょうか。」と聞くと、「自分で勝手

に病名を決めつけては、いかんねー、ガンで痛みが出たら、ておくれの

余命半年ですねー、検査してみないとわからないです、何ともいえま

せん。」そんな会話をして、その後、レントゲンとか、色々と検査を受け

て帰りました。先生が、「レントゲンの画像を見ながら、骨は何ともない

ようですけど、少し曲がっていますねー、人間誰でも少しは曲がってい

ますので、色々と検査結果を見て検討して御連絡しますので、又、おい

でてください。」と言われて、帰って、手や顔をよく洗って、寝床に入りま

した。
 
朝方、戦車の模型の好きな、麦いちごさんという人のブログの画像で、

イギリスのポテトと骨附きリブロースの食事の画像が、美味しそうだと

見ていたら、観音様が、同じような感じで、「骨のついたリブロースは、

売っていないので、鶏肉にしたわ。」といって、おやつを作ってくれました。
 


 
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彼のブログを読んでみると、ポテトは、イギリスでは、チップスと呼ぶそうで、勉強

になりました。
 
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 チップス、塩味で、美味しいです。♪ フライドチキンも、熱々で良かったす。♪♪
 
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                  本日のお話は、機体の接着をした後のお話です。
 
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 昨日のお話は、機体を接着しましたが、乾燥させて、クリップを取ります。
 
 
次の画像のように接合部分に、どうしても微妙な凹凸、線が入ってしまいます。
 


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    この線を、サンドペーパーで、研磨して、目立たないようにしてやります。
 
   隙間がある場合は、パテで、埋めてやって、乾燥後、同様に研磨します。
 
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                      上の画像程度で、良いと思います。
 
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ま、あまり気にしていたら、きりがないのですが、めだたない程度で良いと思います。
 
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                        翼と胴体をドッキングさせます。
 
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このときに、翼と胴体の接合部分が、どうしても根元の部分が、隙間が空きます

ので、胴体に、クリップを支柱代わりに止めて、輪ゴムで吊って、翼を上にあげて、

隙間をなくしてしまいます。
 
上のような感じで、乾燥させます。


 
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          胴体と翼を乾燥させている間、車輪の組み立てを行います。


 
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この車輪、こだわる人は、タイヤの路面に接合部分を、ヤスリで平にして、機体

の重量を表現する技法が、ありますが、今回は、そこまでこだわらずに、組み立

てて行こうと思います。
 
希望者は、やってみていただけたらと思います。やり過ぎると、パンクしたように

なるので、慎重に。
 
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最近寒いので、ティッシュペーパーをよく使うと思いますが、あいた箱を捨てずに、

塗装のグローブ代わりで僕は使用します。
 


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   こんな感じで、裏返しにすると、飛行機が破損せず、作業がしやすいです。
 
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鼻血ブーになったときのように、詰め物をしてやります。中の操縦桿が折れない

ように慎重にふんわりと詰めます。



 
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       外の庭で、下部を明灰白色で、スプレー塗装します。
 
このとき、場合によっては、部材の凹凸に、陰を入れるため、グレー系の濃い色

を下地で、スプレー吹きする場合が、多いのですが、ファインモールドのキットは、

凹凸が浅いので、下を吹いても、上を吹くと、消えてしまうので、今回は、陰入れ

は、後の作業で行います。


 
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乾燥させた後、どんなテープでも良いのですが、機体下部をテープで保護して

養生します。
 
理由は、上の塗装をした塗料が下部につかないようにするためです。
 
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こんな感じで、上部を塗装します。今回は、暗緑にすこし白を添加した調色で、


塗装しました。


 
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                       乾燥させている間に、風防を塗装します。
 
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なるべく、機体と同じ色で塗装します。こころのゆがみが、線に出るので、慎重に

塗装していきます。


 
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      こんな感じで、乾燥して、乾きました。約、6時間程度の乾燥です。


 
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                       こんな感じで、窓際で乾燥させます。
 
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    テープを取ると、上が暗緑色、下が明灰色のツートンカラーになります。
 
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                    離陸用のロケットブースターを装着します。
 
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                           車輪を取り付けます。
 
        こういう作業には、捨てるはずのティッシュの箱が大活躍します。
 
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   ところで、今回の場合は、塗装後に、陰を入れていきます。凹が深い場合は


先に陰を入れていた方が良いと思います。
 


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      こんな感じで、下地の陰を入れて、薄め液で、ぼかしていきます。
 
      やり過ぎると、おかしくなるので、慎重に塗装します。


 
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アンテナ線を取り付けます。筆者はこの作業が苦手で、まずは、右のアンテナに

、0,4ミリの線を接着します。


 
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乾燥したら、尾翼に接着して、クリップで固定して、糸が、ぴーんと張ったように

工作します。
 
左のアンテナの先が、たんこぶになったり、ふくれたり、緩んだりしないように、

用心、用心。
 
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                       乾燥させて、クリップを外しました。
 
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こんな感じで、線を張ったら、胴体と同じ色で、線が切れないように塗装していき

ます。
 
通常ですと、この作業の後に、機体の汚し塗装を行います。塗装が剥げた部分を

作ったり、色々と工作しますが、今回は、できたて、ほやほやの工場から出来て

すぐの試作機の設定のため、省略して進めます。



 
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            マーキングのシール貼りは、説明文の通りに行います。
 
以前にも、説明したと思いますが、36度前後のぬるま湯につけて、シールをはが

して、貼り付けていきます。



 
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こんな感じで、完成ですが、毎日、毎日、見ていると、なぜか直したくなってきまし

て、たぶん、色々と塗装を直すと思いますが、工場から出てきた、新品の状態での

設定の塗装でした。
 
旅客機などは、この後に、透明クリヤーを薄く吹いていきますと、シールがはがれ

にくく、つやが出て良いのです
 
が、てかてかと光って、この飛行機にはどうかと思うので、今回は、このままにして

おきます。
 
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皇軍の初めてのジェット戦闘機は、昭和20年7月に千葉県木更津飛行場で、

燃料が欠乏していたので、松ヤニの油で、試験飛行して、時速760キロを記録

して、関係者が、驚喜したそうです。
 
オクタン価の高い、ガソリン燃料だと、おそらくは、800キロ以上の速度が出たと

思われます。
 
 
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もう。2年早くできていれば、サイパンから飛来する、B29に、損害を与えて、歴史

が変わったかもしれません
 
が、図面の青焼きコピーのみ入手して、半年で完成させて、初飛行させる、中島

飛行機製作所の技術力はすごいなーと思いました。
 
今回も、腰痛の為、寝床からの投稿で、不備な点が多いと思いますが、御寛恕を

御願いします。
 
それでは、みなさん月曜日の良い夜をお過ごしください。