第118回 定物定位のお話を偲ぶ。
みなさん、こんにちは、♪ 模型公園です。 2012年3月30日金曜日の投稿です。
皆さんも、4月になったら、新しい学年とか、新しい学校とか、新しい職場とか、移動されたり色々と4月という
のは、新しいことが始まる月です。
以前、ブログでご紹介しましたが、模型公園の座右の銘は、積小為大【せきしょういだい】です。
昨年一年間、この4文字を、心がけてまいりました。
意味をご存じない方のために、復習を兼ねて、説明しますと、この文字を良く使用されていたのは、二宮金次郎
先生です。
江戸時代の苦労人の先生のことですが、
金次郎の家は、裕福でしたが、川が氾濫して、田畑が流されて、父が病で他界して、祖父の葬儀に出ようとした
ら、母と一緒に服が、ポロいと言うことで、世間体を気にした、義理の弟に、「葬儀が終わって、みんな帰るまで、
でてこないでおくれ。」と、言われて納屋に押し込められてしまいます。
ま、貧乏のどん底で、大変な暮らしをしていました。そのうち、母も病死して、兄弟は、バラバラになります。
そんな金次郎が、苦労して子供の頃、こき使われていた時代に大切にしていた言葉です。
積小為大、小さな事を繰り返して、大きな事にしていくという、意味なのですが、模型公園は、一年間、心に
秘めてがんばってきました。
今後も、この言葉を大切にしていこうと思っています。
4月からの、新しい目標ですが、定物定位【ていぶつていい】と言う言葉を大切にしていこうと思っています。
実は、とある建設会社の事務所を訪れて、「模型の色塗りで、参考にしたいので、使い込んだ、スコップとか、
つるはしを見せていただきたいのですが。」と御願いしたら、おばちゃんが応対に出てきて、「なんねーあんたー、
忙しいけー、案内できんけー勝手に倉庫へ行って、見てきー。」と言われたので、見せていただいたときに、
スコップ、つるはし、じょれん、いろんな道具に、番号がつけてあって、こぎれいに整理整頓されていました。
スコップは、№1から20まで、金槌も同様でした。
色々と柄の色とか、サビ具合とか、見せていただいて、又、事務所に行って、質問したところ、「この頃は、ISOと
いうて、そういう風に、仕事の流れとか、機材を管理して、書類にして、検査を受けないと、役所の入札に入れん
のんよー。」と返事があったのですが、模型公園は、感心したのでした。
基本的に、使用する道具を、位置を決めておいて、使用したら、また、決まった位置に戻す。
こういう事を、定物定位と言いますが、これをきちんと身につけていたら、掃除も楽で、物が見えなくなって
捜すという手間がなくなります。
4月から、定物定位を心がけていこうと、模型公園は決心したのでした。
本日は、椎茸の形の良いのがありましたので、これで、カレーを作ることにしました。♪
他の国の輸入物は、重さで、お金を計算するのか、茎の所に、用心しないと鉛が入れ込んである場合がありま
す。
消費者の事を考えない、愚かな行為と思いますが、買うときは、良く確認するように心がけています。
模型公園は、農薬とか、残っていたら行けないので、水に入れて数時間おいて、椎茸を使用しています。
本日は、この椎茸を湯通しして、ご飯の上に置いて、カレーをかけていきます。
鳥のもも肉を湯通しして、余分な油を落とした後、一緒に盛りつけます。
鳥のもも肉の大きさは、モモのブロックを6等分程度でカットしますが、生の鶏肉は、独特の菌が、ついていま
すので、鶏肉専用の包丁を決めておいて、他の刺身とか、生のまま食べる包丁とは、違う包丁にしてます。
用心しないと、腕時計が腐食したとかの事案もあるそうで、鶏肉の生は、危険です。
大きな椎茸が、縮んでしまいましたが、薄く包丁でスライスしてみました。