第235回 田宮模型の97式中戦車を製作する。第11話
みなさん、こんばんは、模型公園です。♪ 2012年7月28日 土曜日の投稿です。
今日は、かんかん照りの暑い日だったのですが、以前誌面で紹介した、例のデーザートのカモ柄のジャングルハット
をかぶいて、大仏様のお供をして、場所は内緒なのですが、仕入れのお供でついていきました。
平成6年式の三菱重工製の軽トラの助手席に、通信員として乗り込み出発です。
実に、走行距離、14万キロ、 クーラーはついているのですが、ラジオしかついていないのです。
「ねえーー、そろそろ新しい車買ったらーー。」と水を向けると、「この不景気に、どこにそんな金があるんなら。」
と、大仏様は、不機嫌になってしまいました。
助手席に乗って2時間程度、下の国道を東進することしばらくすると、大仏様の携帯が鳴ったので、代わりに、
「もしもし、かめかめ、。」と模型公園は電話に出てみると、月末に支払いをしてもらう予定の東京の美術商が、
破産したらしい、との電話がかかってきました。
そんなことで、さらに大仏様のご機嫌が、悪くなってきました。
こんなお金が焦げた話し、観音様にしたら、火山が噴火することは、間違いないのです。
軽トラの助手席に、2時間も座っていると、お尻が板のようになってしまいました。
今日もガラクタばかりならんでいます。
どこかに、名品はないものかと、事前の物色です。
そうこうしているうちに、主催者が、鐘を ちりん、チリン、とならして、「みなさんはじめますよー。」と声がして、
いよいよ、競りが始まりました。
「みなさん、暑いですが、始めます。 えーー、こんなんが、500円ーー、1000円 はい、そちら5000円、
6000円。」 「良し、1万円でこうた。」ーーーーー。 「はいー1万円で、00さん。」 「次に行きます。」
「こんなんが、500えんからーー。」 「はい、1000円、1500円ーーー。」 こんな感じで、お値段が決まってい
きます。
ガラクタばかりなのですが、今日は、これを模型公園は、目をつけていたのでした。
現代物の4流作家物の、実用食器、 猫が、ネズミを捕まえるときのように、遠くから、知らない顔をして、
眺めていました。
この業界、ほしそうな態度を事前に示すと、品物の値段が上がって、損するのです。
模型公園も、大仏様のご指導で、ずいぶんと商売人の心得を勉強させていただいています。
いよいよ、競りが、始まりました。
「えー今度は、こんなんが、500円、500円ーー誰か声ないですか、アッ、お兄ちゃん、1000円、 1000円
で、大仏さんの息子さん。」 こんな感じで、1000円で落札できたのです。
安かったか、高かったかはね、置いておいて、
この焼物はね、備前ひだすき模様、まな板皿と呼んで、魚とか、刺身を盛りつけるお皿です。
みなさん、ワラで縛って高温で焼くとね、 ワラがもえて、こんな感じの模様になるのです。
竹の林を横から眺めた様な模様で、銘を 竹林 と名付けて使用して楽しもうと思ったのでした。♪
早速家に帰って、道中の往復4時間の疲れを忘れて、まな板皿を水洗いしていると、観音様に、「また、土の塊
を買ってきて。」と、苦情が出たのですが、毎度のことです。
そのうち、狭い家の中で、「えーー、月末50万円の入金のお金が倒産で、はいってこんのん。」と、観音様の声が
して、大仏様ともめていました。
こんな感じで、我が家の貧乏な夏は続いています。 当分旅行などは、お預けのようです。
今日はね、市販のシュークリームを冷凍庫で凍らせて、少し解凍して、シャーベット状にした物です。
こうすると、アイスクリームの様で美味しいのです。
ぜ゜んぶで、200円の安物ですが、良い味です。
みなさんも、暑いので、良かったら簡単ですので、お試しください。♪
模型公園の古写真を鑑賞するコーナーです。
今日は、明治時代初期の、元祖タクシーの籠の写真です。 この写真はね、当時の外人が撮影して、ブロマイドの
ように多数出回っていて、古いのですが、残念な事に価値はないのです。
しかしね、屋根の上に、和傘を置いて、 ふんどし姿で、当時の引き締まった体つきの、お兄さんたち、
見ているだけで、楽しいですね、載ってる方も、大変そうで、歩いている方が、疲れないかもね。
写真を見て、楽しんでいただけたらとおもいます。
今日の模型公園の模型のお話は、田宮模型の97式中戦車を製作する。第11話です。
昨日は、人間の塗装のお話でしたが、今日は続きのご紹介です。
97式中戦車が、塗装が乾燥しました。
なんだか、見ていると不備が目について、また、塗り塗りとしたくなってくる模型公園です。
模型に完成はなくて、日々改良されて進化していきます。
兵士を乗せてみました。 やはり、無人よりは、兵士が乗っている方が良いですね。♪
枯れ草に、隠れてみました。
まずまずの、迷彩のようです。