第319回 岡山市北区の犬養毅元首相の生家を訪ねる。
みなさん、こんばんは、模型公園です。 ♪ 2012年10月20日土曜日の投稿です。
今日は、模型公園の家の近くは、良いお天気で、快晴でした。
今日は、普通電車に乗って、岡山県まで行きました、
片道、2時間程度もかかって、とても遠くて、お尻が板のように
なってしまいましたが、久々の、旅路で楽しかったです。
今日は、昭和7年5月15日 永田町の首相官邸で、海軍の軍人に射殺された、犬養元首相の
記念館に、おじゃましてきました。
下の画像、正面の山裾まで、歩いて行きます。
JR庭瀬駅【にわせえき】を降りると、一直線の道路が延びています。
どういうわけか、美容院が商店街を成しているような感じで、たくさんあります。
よくまあ、こんなにあって、生計が成り立つ物だと感心していたのでした。
タクシーも、駅前にあるのですが、散策も兼ねて、歩くことにしました。
【実はね、財布の中のお金が少ないので、歩いたのです。 貧乏はつらいです。】
1キロ程度歩くと、正面に、林が見えてきます。
ここの林の中に、神社があるのですが、ここを左側に、左折します。
ここまで、駅から、15分程度かかりました。
田んぼで、稲刈りしているおばちゃんに、「ねえーーと、」声をかけて聞いたら、
上の画像が、女子短大なのだそうです。 なーーるへそ、 それで美容院が多いのが、
理解できました。
吉備地方の稲は、黄金色できれいで、今度この地方のお米の味を食べて見たいですね。
テクテクとさらに、左折して、15分歩くと、大きな木が、見えてきます。
駅から、30分あるので、みなさんは、タクシーーで移動してください。
やっと、到着しました。
犬養先生は、なんと、江戸時代の安政の生まれとは知りませんでした。
旧宅の西側に、記念館が建っています。
今日は、明日、生け花の展示会があるようで、入り口に、案内看板を出したり、関係の方が、
たくさん出入りされていました。
インディージョーンズの様な恰好をした、模型公園が、珍しいのか、ジロジロ見られちゃって、
背中が、こそばゆくなってしまいました。
中に入ると、おじちゃんが案内のパンフレットを、模型公園に分けてくれました。
50代のおじちゃん、優しい人で、僕に色々と説明してくれて、親切なおじちゃんでした。♪
ここが、犬養先生の生まれて、育った家です。 僕と同じ、次男坊だそうです。
入って、すぐ左に、光る物がーーーーーー。 古備前の2石カメですね。
生け花のおばちゃんたちは、傘立て程度に思っているようですが、この姿は、室町時代の
形です。
こういうのが、捨ててあったら、もらって帰って、売ると、数十万円の収入になるのです。
子細に観察すると、残念ながら、縦に太刀割れが、入っているので、値段的には、6万円
程度まで、お値段が下がるようですが、 薄いのですが、画像正面、弐石と、草書体で、字が
入っていて、 右の方に、窯印がはいっていますね、
この壺は、わざと、おじさんが、お客の反応を見るために置いているのだなと、思いました。
これが、昔のかまど、 今の台所のような物ですが、残念ながら、模型公園の
鑑定では、あとから、近年こしらえたものですね、でも、忠実に再現してあります。
僕が、古備前のカメを見ていたら、遠くで、ジッと見ていたおじちゃんに、「ねえーーここお金は、
いくらいるん。」と、聞いたら、「入館料は、タダです。」の返事、
入館料が無料とは、珍しいですね。
上の画像は、囲炉裏の間で、1度、こういう所で、アユでも焼いてみたいですね。
廊下を歩いてみたのですが、とってもきれいな、木目の板で、いいですね。
廊下から、見た、お庭です。 良い眺めで、 ここでお昼寝がしたいですね。
向かいの建物では、木道塾というのだそうですが、 生け花の展示会の準備で、おばちやん達
が、忙しそうに、していました。
ここが、犬養家の御金蔵の扉です。 なんだか、鬼平犯科帳に出てくる、
御金蔵によく似ています。
ここが、床の間です。
軸を拝見します。 犬養先生は、結構、後援者に、軸を
たくさん書いて、配っていて、数が出ているので、価格的には、そうでもないのですが、
それでも、結構なお値段がします。
にせ物も、たくさんでまわっているので、 用心が必要です。
うーーん、と、色々と子細を観察して、見ます。
てん書体の落款も、重要な、チェックポイントです。
居間から、庭を拝見します。 庭石、いいですね、枯れ山水の良い感じです。
1度、こういう素敵なお庭の家に住んでみたいですね。
西側に、記念館があります。 こちらも、無料で、財布の中が寂しい模型公園には。
とてもありがたいです。
中は、こんな倉をイメージした、造りになっています。