第1144回 ワルサーPPk/Sを手入れする。模型公園
みなさん、こんばんは、模型公園です。 2014年11月23日 日曜日3回目の投稿です。
今日の模型のお話は、モデルガンのお話です。
今日は毎週日曜日のモデルガンのお話のコーナーです。
いつも思うのですが、よく話が毎回、毎回 続く物だと1人でびっくりしているのですが、
かれこれ1年くらい続いています。
今日のお話は、世界的有名な、ワルサーPPkのお話です。
現地では、 ヴァルッター と発音するそうで、 正式には、こう言う呼び方をしたほうが
通の呼び方です。
このハンドガンを、有名にした人は、世界で2人いて、 その一人が、第2次世界大戦
総統でした。
ポケットに入る小さなサイズで、軽く、無駄のない作りで、 シンプルで機能美が
あって、と、 昭和50年代に、 月刊 GUN誌で紹介され、古本を読んで、僕も
その史実を知ることになりました。
グリップがアイボリーで、 ヒットラー総統のイニシャルが入った、特別モデル
だったそうですが、 装弾数が7発という、 当時としては、最先端の小型護身用
ハンドガンだったようです。
但し、勉強して見ると、亡くなる2年程度前からの事で、それ以前は、アメリカの
コルトのリボルバーを愛用していたようです。
そして、二人目の有名人は、スパイ映画の007こと、ジェームス ボンド 海軍中佐
の主人公の映画で、 使用するハンドガンが、 初回のドクターノォーから、
ワルサーPPkが紹介されて、 多くの人が知ることとなったのです。
この1960年代に始まった、007シリーズは、車にいろんな細工が施してあって、
現在の平成の世でも、 見ても見劣りがしない程度、よく考えて演出がしてあり、
男子の心を捕らえて、放しません。
ション、コネリーさんという、俳優も格好の良い俳優さんで、世界に有名になっていきました。
1970年代に入ると、ジェームズ、ボンド役は、 ロジャー ムーアーさんに
バトンタッチされ、 ずっと続いていくのですが、 この人もまた、すばらしい
俳優さんでした。
そして、手には、 お決まりの小道具、 ワルサーPPkが握られていたのです。
僕は、 こう言う映画を見ると、何とも言えない気分となり、手元のワルサーPPk
を手入れすることにしたのです。
ところで、ワルサーPPk/S と言うモデルは、アメリカ市場向けのタイプのことで、
規定されて、 ワルサーPPkが、コンパクトすぎて、 対象外になってしまい、
すこし、大きめのサイズに設計が改められ、 製造された品のことを/Sと、
呼ぶそうです。
少しサイズが大きくなり、 弾は8発装填できた上に、 ポケットに入る手頃な
大きさで、軽くできていて、 多くの人に使用されているようです。
こういう風に、下からマガジンを差し込んで、
スライドを、ガシャッと 引いて、前に出すと、 装填が完了です。
こういう小さなサイズのワルサーPPkは、日本人の手にぴったりで、
みなさんも、よかったら、手元に置いて、愛玩していただいたら良いと思います。
本日は、 ドイツの有名な、ワルサーPPk/S というモデルのお話でした。
それではみなさん、良い日曜日の午後をお楽しみください。 ギッチョンパー♪