第1155回 昭和18年 陸軍病院の古写真を考察する。模型公園
みなさん、こんばんは、模型公園です。 2014年11月28日金曜日の3回目の投稿です。
模型公園の所有する古写真をみんなで楽しむコーナーです。
今日紹介する古写真は、 陸軍の某 陸軍病院の病室の一コマで、 昭和18年
10月3日 撮影とあります。
前線に出て、敵の弾があたって、負傷した場合、 多くの人が、助かるキズでも、
ばい菌が入って、感染症で死んだり、 出血が止まらず、死んだり、 野戦での
戦傷 即ち、戦死に至るケースが多かったのです。
戦後の日本のように、救急車も無いですし、 病院など近くになかったですし、
病院に担ぎ込まれても、 順番を待っている間に、 息がなくなる人が多かった
のです。
上の画像の人は、 左腕に銃弾を受け、負傷して入院中のようですが、
なんと、 病室で、内職のような、仕事をさせられているようです。
この人は、 足を負傷しているようでが、 当時の陸軍病院に入ったら、
戦後の戦争娯楽映画のように、 良い御飯が出て、 きれいな看護婦さんに、
世話をしてもらうシーンなどが多いですが、 実際は、 病室でも
少し良くなると、仕事をさせられていたようです。
今日は、昭和18年 今から71年前の古写真の紹介でした。
【次回に続く。】