第1745回 ドイツ第三帝国の宣伝写真を考察する。模型公園

みなさん、こんばんは模型公園です。      2015年8月22日土曜日の投稿です。





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         模型公園の 所有する古写真をみんなで楽しむコーナーです。

         先週の土曜日に続いて、今週も少しずつ 紹介したいと思います。



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         たくさんあるので、 後数回は、ブログネタで続きそうです。




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       この写真、 縦撮影で、 軍装研究の良い資料で、拡大して、

       観察してください。

       右の立ち姿の人は、 通常の制服、ブーツではないようです。



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        制帽は親衛隊の制帽で、 襟章は 空軍風で、 胸の記章は

        知識不足でよく説明できませんが、 変わったのを佩用しています。



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            左手の 短剣ですが、 普通は、総統の前に出るときは

          武器は携帯できないことになっていたそうですが、指輪も

          はめているのが見えます。



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           はいているブーツも、 乗馬用の 別誂え品で、 官給では

           ない品物です。

           説明文がないので、 子細が不明ですが、興味深い写真資料です。

           背後の鉄道の客車は、 ヒットラーの専用列車で、 到着したか、

           発車前に 挨拶している そう言う場面です。



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         この 多くの人を死に追いやった、 政治家 アドルフ ヒットラーは、

         実はドイツ人ではなくて、 となりの国の 税関の職員の3人目の

         20才も年が離れた、 それも親戚の小娘との間に生まれた4人の

         子供の一人でした。



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        どうして、 ドイツ人でもない 外国人の 30代中頃まで、ルンペンに

        近い生活を送り、 妻も、子供もいない、短気で、気の短い男に、多くの

        人が あこがれをいだいて、 大騒ぎしていったのか、 世界中の



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          人が 興味を持って、 研究にのめり込んでいく、 そういう人です。



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        ヒットラーの行く先々で、 多くの人が ヒットラーを見ようと殺到し、

        当時のドイツでアイドルタレントのような、感じであったようです。



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     この写真は、おそらく推測ですが、ナチスの 政党集会の時の写真の

     ようです。

     背景の、 鍵十字の纒のような物も、 当時の独特な物です。



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     ヒットラーという人は、日本ではプライバシーの問題であまり報道されて

     いないのですが、 狂った頭で人間を機械的に計画的に生産しようと

     考えて、 多くの高校生程度の女子を集めて、 医学的実験もかねて

 

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   父のいない子供を生産しようと、計画し、 実行していったのです。


      これを、「 ナチスの レーベンスボルン計画【生命の泉計画】。」

      と呼びます。




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   それらの 子供を ヒットラーの申し子と呼ぶのですが、 少女達に、



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   「 男は戦場で勇ましく戦って死ね。」 「 女は、 子供をどんどん産め。」と

   当時、号令をかけていったのです。

   当時、ドイツでは 各地の戦争で 男性が戦死していったので、 それを補う

   多産の奨励が行われていったのです。 

   




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       そして、 子供は、親から隔離して、ヒットラーユーゲント という組織を

       作って、 総統に忠誠を誓わせ、 いろんな事に利用していったのです。

       毎日、毎日、「 ハイル ヒットラー。」 と連呼していると、 ヒットラー

       総統が、親や、家族より 大切になって行くよう、 仕向けられていった

       のです。

       

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     つまり、 男の子も女の子も 小学生高学年程度から、 そう言う組織に

     入れられ、 洗脳されていき、 次第に 総統が第1となり、 親の言う事を


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     聞かなくなっていき、 自ら志願して、 兵士になって行ったり、 女の子は

     自ら 裸になって、 国のためと思い込んで、 子供を生産する施設に、

     計画出産のため、 志願していったのです。



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     少女達は、 洗脳され、 自ら第三帝国の為にと、 先を争って志願して

     裸になって、ナチスの医学者に人工授精の手術を受けていったのです。

     これらの政策は、 ドイツとその周辺、 そして ノルウェーで実行され

     ノルウェーでは、4万人近く子供が生産され、 ドイツとその周辺では、

     数十万人の子供が生産されていったのです。

 


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     ここでは、 ユダヤ人や、ヒットラーに反抗的なドイツ人や、占領地の

     反ナチスの人々を強制収容所に入れて、生体実験や、生体解剖など

     で得た当時の最新の知識と実験データーに元図いて、 人工的に授精

     が行われ、 多くの子供が作られ、 不妊症の少女には、出産歴のある




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     強制収容所の婦人の生殖器を 生きたまま解剖して取りだして、不妊症の

     少女の体内に移植する実験が行われていったのです。

     そして、ほとんどが数日後に死んで行ったのです。

     ナチスは、 子供の産めない 劣等な人間は必要とせず、なにが原因で

     そのような、劣等な人間になって行ったのか、 その研究が行われて

     行ったのです。



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     多くの子供を出産した人には、 階級を作り、序列をつけて 待遇をあげて、

     表彰し、少女達は、 先を争って、 人工的に子供を作ろうとしていったの

     です。



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      当時、 不妊症や、身体障害者は、 順番に市役所から呼び出され、

      ナチスの医療施設で症状を観察され、順番に生きたまま解剖されて、

     原因を調べられ、 どうして劣等な身体になって行ったのか原因を調べられ、

     家族には 死亡通知のみが届けられていたのです。


     ナチスの政策というのは、 劣等民族の人間を虐殺し、 消滅させ、

     アーリア人種の選ばれた 民族のみで世界を支配するという事が

     当時 定められ、 実行されていったのです。



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      そう言うわけで、 身体頑強で、金髪で、 青い眼をしていて、スポーツ

      万能の 知能指数の高い 優秀なドイツの少年から、精子を集めて、

      同じく、 アーリア人種の少女達に、 移植して、工場のように、

      子供を計画的に生産していこうと考えられ、 男児と女児の計画的

      産み分けの方法や、 1度に 2人、3人同時に出産させる効率のよい

      方法が、研究されていったのですが、 多くの少女が「国のために。」

      と言うかけ声の下に、当時のナチスの医療関係者の思いつきの

      発想の実験台にされて日本でしられていないのですが、多くの

      女性が死んでいったのです。 


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     これらの行為に参加しない 少女達は、反党行為や、 反ナチス と呼ばれて、

     攻撃されていったのです。

     これらの 医療データーは、戦後、アメリカやソビエトに それぞれ押収され、

     核実験や、宇宙開発などの、いろんな分野に行かされていくことになる

     のです。



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      となりの国から入り込んできた 外国人のヒットラー総統は、 ドイツ人を

      大量生産して世界征服の先兵として どんどん人工的に増やそうと、 

      狂った頭で、独特の考えを持っていたようです。

      そう言う人を、 知ってか、知らずか、 熱狂的に支持していった、

      当時のドイツの世相は、 研究して見ると 興味が尽きません。


       来週の土曜日の夜 、続きを投稿の予定です。

       興味のある人は、 来週の土曜日の夜の21時頃、また遊びに

       お越しください。


     【 次週に続く。】