第1758回 ドイツ第3帝国 ヒットラーの宣伝写真を考察する。
みなさん、こんばんは模型公園です。 2015年8月30日 日曜日の投稿です。
実は、 土曜日の夜に投稿予定でしたが、 うとうと、寝込んでしまい、
日付が変わってしまいました。
何回寝ても、 眠たいのでした。
毎週土曜日に紹介している 所有している古写真をみんなで
楽しむコーナーです。
先週は、 狂ったヒットラーの頭で考え出された、レーベンスポルン
計画 【アーリア人を大量生産 大量飼育 】の写真などを紹介した
のですが、 今日は、 その続きです。
おそらくの推測ですが、 この写真は、ヒットラーがベルリンに出て
から撮影された、 宣伝用の写真の1枚のようです。
ヒットラーという人は、 実に、 広報、宣伝を重要視していて、
ドイツ人が、 狂って熱狂した 原因の1つは、ナチスの宣伝に
あったようです。
ヒットラーの左胸にぶら下げてある鉄十字章という ドイツの勲章で
日本で言えば、 金鴲勲章 【きんしくんしょう】 に該当する勲章です。
この写真は、 まだ初期の頃の写真ではないかと推測するのですが、
ヒットラーの顔を注意深く観察すると、 化粧でメイクしてあるのが
わかります。
左が、 ヒットラーの宣伝を 一手に引き受けていた、演出家の
ケッペルス宣伝担当大臣で、 彼が1番最後までそばにいた、
忠臣でした。
この写真は、 ヒットラーが署名している写真で、 おそらく1940年
以前の写真だと思います
理由は、 ヒットラーは それ以後、 手が麻痺する病気にかかり、
難病にかかってしまうのですが、 まだ それ以前の写真の様です。
それから、 真ん中の人物が、ヘス 副総統で、 この人は1941年
飛行機で 一人でイギリスに行って、 パラシュート降下して、捕虜に
なってしまうのですが、 事実上 生命に危険を感じ、 亡命したよう
です。
そのような理由で、 そう言う出来事の以前の写真ではないかと
思います。
この写真も 1940年以前の撮影のようです。
注目に値するのが、 ヒットラーの指の位置です。
彼は、 普通の人と違い、小指に力を入れて、物を持つくせが
あったことがわかる写真です。
次は、この写真ですが、 こういう風にブロマイドにして、ドイツ全土に
ヒットラーの写真を 配布して歩いたのです。
こうすることで、 庶民のそばに ヒットラーの顔写真が身近にあると、
親近感がわいて、 選挙でナチスに投票する人が増えたようです。
この写真は、 ナチスが ドイツの国会で、第2党から第1党に
進む1930年代の選挙用の写真の様です。
みなさん、ヒットラーの背後の人達の顔をひとつひとつ拡大して
ご覧になってください。
みんな、物珍しそうに、あこがれのアイドル歌手をみるような顔つきで
写真に納まっています。
アドルフ ヒットラー と言う人は、 どのような魅力があって当時の
人達を、 熱狂させ、 心酔させていったのでしょうかーーーー。
来週の土曜日も、 続きのナチスの宣伝写真を紹介する予定です。
興味のある人は、 夜 このブログにアクセスしていただけたら
と思います。
【 来週に続く。 】