第1843回 週刊 モデルガン パーク 模型公園
みなさん、こんばんは 模型公園です。 2015年10月18日 日曜日の投稿です。
今日は 日曜日、 モデルガンパークのコーナーです。
一週間経つのは早いですね。
今週は、今から30年程度前に販売されていた、モデルガンで
ふと、目について、安い価格で手に入れました。
本日紹介する品は、30年経過しているとは思えない程度の保存の
状態のよいMGCというメーカーの M686という商品です。
MGCという メーカーは、元は埼玉県の業者で、日本がまだ
モデルガンメーカーがなかった頃、 欧米からモデルガンを輸入
して販売する会社だったそうです。
その名前が、モデルガン クラブという名称で、略して MGCと
呼ぶようになっていった様です。
残念ながら、 1993年前後に、 廃業してしまい、今日に至って
います。
カートの箱のテープの跡が、黄ばんでいますが、 カートも
新品同様です。
この S&W M686 と言うモデルは、 アメリカのS&W社
が1980年前後に 販売を開始したモデルだそうで、 その後、
日本でも モデルガンが販売されたようです。
このモデルは、357マグナムという、強力な弾頭を発射するために、
M19 コンバットマグナムのモデルから、 強度を強化して作られた
そういう経緯のモデルで、 M19より、重量が増し、そのぶん耐久性が
向上しているそうです。
中古を購入するときのチェックポイントが、シリンダーのセンターの
金具です。
カラ撃ちを繰り返して、摩耗すると、 遊びが発生し、 発火しなく
なります。
どういうことかというと、 ハンマーの金具が、薬莢の後をたたいて
も、シリンダーの回転が悪いと、センターからずれた所をたたく
様になるからです。
こうなると、 部品を交換するしか無いのですが、メーカーが
消えてしまった今日、 修復は難しいです。
リアサイトは、本歌と同じく、 日光反射を防止する為、ブラック
仕上げとなっています。
このモデルには、 シルバーにレッドと ブラックにレッドの
2通りのパーツが ついています。
手に持って 構えると こんな雰囲気です。
現在はそうでもないのですが、販売開始当時は、ずいぶん人気が
あって飛ぶように売れたそうです。
一応、 ブラック シルバー、 ブルーイング の三種のモデルが
当時あったそうですが、 ブルーイングは、数が少なかったそうです。
今週のお話は、比較的状態のよい、MGCというメーカーの
30年程度前の M686という 古いモデルガンのお話でした。
来週も 日曜日の夜に投稿を予定しています。
興味のある同好の人は、よかったらアクセスしてください。
【 来週に続く。】