第1361回 昭和の伝道師【戦中、戦後のパイロットの物語】

第1360話 ロンドン初空襲の事。 2015年11月23日月曜日の投稿です。






  
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     ドイツが、フランスの首都 パリの近く、約100キロまで迫り、 列車砲なる

   当時の新兵器で、パリの市街地を 無差別砲撃が開始され、当時、多くの

   フランスの市民が犠牲になったのです。

   そのような話の記事の新聞が イギリス本土で 朝刊として配達されていた頃、

   空からなにかがたくさん落ちてきて、爆発し、多くの死傷者が発生したのです。

   当初、何があったのか、まったくわからなかったそうです。


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      このような出来事は、 当時、ラジオなる家電製品が開発され、これらの

      ラジオによって、イギリスや、フランスだけでなく、 アメリカなど、いろんな

      国に伝えられていったのです。


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       実は、 ドイツ国内から 飛行船に、砲弾を積み込んで 飛行して

       イギリスに飛来して、 人の手で、 ここであろうという 目検討で、

       砲弾を 空中に放り投げて、 下の民家に落として行ったのです。



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      イギリスでは、 ドーバー海峡の向こう側の フランスや、ベルギー

      での戦争だと、たかをくくっていた市民は、 これらのドイツの空爆

      大きな衝撃を受けたのでした。


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       そして、 数日後、これらの飛行船は、イギリスの首都 ロンドンに対して

       市民を対象に 無差別爆撃を開始したのです。

       ドイツの参謀本部は、イギリスの首都 ロンドンを空爆することで、

       市民の戦意をくじこうとしたようです。


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      そして、どこからか、「 毒ガス爆弾が落ちてきたらしい。」 などと、

      大騒ぎになり、 イギリスでは 大きな混乱が起きていったのです。

      これらの出来事は、アメリカにもすぐに伝わり、 大きな衝撃をアメリ

      国民にあたえたのです。



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     整理すると、 大昔から戦争というのは、国境の近くで、軍隊どおしが

     衝突して、 戦争をやっていたわけです。



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     その場所で、 民家が放火されたり、市民が巻き込まれて亡くなるという

     事はあったのですが、 1917年、 つまり、ロシア革命が発生した当時

     から、航空機という戦争の道具が発達していき、 戦闘の範囲が

     銃後、 つまり、後方の都市にまで広がって行ったのです。


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     これらの出来事は、 革命というか、 なんというか、 航空機の発達ととも

     に多くの人が戦争行為に巻き込まれて行く事になっていったのです。


      【明日に続く。】