第1499回 昭和の伝道師【 戦中、戦後のパイロットの物語 】
第1498話 諜報工作員 秀崎広二の事。2016年4月28日木曜日の投稿です。
ところで、戦前から、戦後もそうですが、朝鮮人が 我が国に潜入して
1人暮らしの日本人を殺し、 その人物になりすまして、破壊工作をしたり、
日本人を誘拐して、 連れ去ったりと、こういう事をする場合、必ずと言って
よいほど、日本に潜伏している朝鮮人が、事前に下調べをしたり、犯人を
支援しているのです。
が事件に関与し、 大きな役割をはたしていたのです。
大正13年の1月4日、 大阪駅に降り立った、上海義烈団のキム ジソブは、
ここで、大阪の在日朝鮮人で、 当時、1人暮らしの日本人 秀崎 広二氏を
人知れず殺害し、 遺体を埋めて、日本人になりすまして 諜報工作をしていた
上海義烈団の諜報員と接触し、 当時の宮城【 きゅうじょう 現在の皇居の事】
の位置や、 皇太子がお住まいの 東宮御所などの位置などを打ち合わせし、
情報を得て、 大阪から、海路、 東京入りをしたようです。
当時、 関西方面から、多くの人が、親族を捜したり、 支援物資を背中に
担いで、東京に 船舶で向かっていったのです。
その一団の中に紛れ込み、 キムは、東京の芝浦海岸に翌日の夕方到着し
下見のために、 丸の内から、日比谷に向かったのです。
ちょうど時刻は、 夕方から、 夜になる頃、19時頃であったそうです。
上海から、 大日本帝国を攻撃するよう、犯行声明を発表し、 ご成婚を
潰して、 日本国民の心に、鉄の釘を打ち込んで、朝鮮人の心意気を
示そうという 身勝手な計画は、いよいよ実行される事になっていったのです。
そんな実行犯 キム ジソブ が 宮城の二重橋近くを物陰から偵察している
と 後から、 「 おい 貴様、 そんなところで何をしている。」と、声がかけられ
たのです。
声をかけたのは、私服で警戒していた、 警視庁 日比谷警察署の
岡本 緊英 巡査でありました。
キムと、 岡本巡査の目は、 ぐっとにらみ合い、 キムは、そっと胸に
手を入れて、手投げ弾を握ったのでした。
【 明日に続く。】