第1549回 昭和の伝道師【 戦中、戦後のパイロットの物語 】
第1548話 狂気の卵の事。 2016年6月20日月曜日の投稿です。
というか、 緩やかな施設での保護観察処分をうけるような、そういう拘留生活を
行いながら、 出所したらどうしていくかという議論を重ねていき、 ヘス 副総統が
文章にまとめていったようです。
戦後の 西ドイツなどの歴史研究家が言うように、彼等をこの時点で殺して
おけば、その後の世界戦争は発生していなかったかもしれません。
しかし、私達は海軍兵学校を卒業して 練習航海に出るのですが、なんと
5年の禁固刑であった ヒットラーは、わずか半年程度、 その年の年末には
釈放されてしまうのです。
ここのところも 随分と謎の多い部分で、 多くの人が研究する部分です。
わずか半年の服役中、 この期間が、 後の災いの卵の形成の部分で
あったのです。
そして、わずか9年後に、 国家社会主義ドイツ労働者党が 第1党になり、
して独裁政治を始めるとは、 当時だれも想像していなかったのです。
この9年間にどんな方法で、 国会で第一党になる程度票を集めて
国会議員を当選させて行ったのか、 ここの部分も謎が多く、研究する
人が多い部分です。
読者のみなさんも、 ヒットラーの方法を模倣して、選挙に臨むと、
国会で 第1党の政党の党首になれるかもしれません。
ドイツ人は、いったい どうして このヒゲを生やした 妻も子供もいない男に
どうして、ドイツの少女達は、総統の子供を産むと言って、みずから
裸になって、 夫のいない子供を作ろうとしていったのか、
多くの謎の原点は、この ランッベルク刑務所の 大広間のようなヒットラー
の収監されていた 部屋が原点であったのです。
そして 当時日本でも ヒットラー総統の事を支持する人は多かったのです。
【 余の闘争 昭和16年7月発行 】
後の大東亜戦争で活躍する、 空母 翔鶴が就役した頃の 昭和16年
7月に、日本で出版された、 ヘス副総統の作った本は、ヒットラーの書いた
本と言う事で、多くの日本人にも読まれたのです。
ドイツ民族だけの 国家を作らなければならないとする、 当時のヒットラー
人を大量殺戮して、 多くのロシア、ウクライナ、バルト諸国などに
のです。
ここに、 裕福な金融組織に君臨するユダヤ人と、 逃げてきて貧乏で資産
の無い、ユダヤ人の人達とに別れていったのです。
大量に押し寄せて来た 東欧からのユダヤ人難民は、食べていけないので
徒党を組んで ドイツ人から食べ物や金品を強奪したり、いろんなトラブルを
おこしていったのです。
こう言う人が、 いなくなってくれたら、 ドイツは平穏な穏やかな暮らしが
出来ると考えていた人も当時は多かったようです。
こういう時代に、何がどうなっていったのか、 少しずつ 順番に紹介して
みなさんと一緒に考えて行きたいと思っています。
と思います。
【 明日に続く。】