第11回 ソビエト陸軍 T34/75型 戦車
読者の皆さん、こんにちは、広島県は、雨です。肌寒く、いやな感じの天気ですが、
今日は、第二次大戦中の優れた戦車のご紹介と比較です。ソビエト陸軍T34です。
本題の前に、今日のおやつの紹介です。今日は金曜日、海上自衛隊のように
カレーライスなのですが、北海道のおたるさんのブログに、ほたてカレーが出て
いて、見ていて、ほしくなったので、作ってみました。皆さんも、左の友達一覧の
Noridearの小さな鳥の画像をクリックして、閲覧していただくと良いと思います。
お会いしたことはないのですが,大変親切な方で、そばの特集とか、地域のお話
を投稿されています。 下の写真が、ホタテカレーです。
ブログによると、ホタテを煮詰めて、出汁で、カレーを作るそうですが、筆者は、近所で、
ひとつ80円で、3コ調達し、グリコのカレー職人75円を混ぜて、おやつを作りました。
315円に、ご飯一式です。食べてみて、案外、ホタテと、カレーが合うようで、ホタテの
出汁と、良い味でした。
T34型は、1941年7月3日の10時頃、初めてドイツ軍の前に姿を現し、戦線を
突破して、痛打を浴びせました。その傾斜した装甲で、着弾をはじき飛ばし、高速で
戦線を移動し、前線を突破しました。戦後の冷戦、ドイツ戦車びいきの為、この戦車
が、好きな方は、あまりいないと思いますが、メカとして、観察すると、ドイツの技術者
が感心するほど、良く出来た戦車でした。35分1サイズの3号戦車と全面を比較して
見ました。砲塔、前面と、傾斜しいるのが,わかると思います。キャタピラの幅が、倍
近くあります。ぬかるみ、降雪の多い、ロシアではね幅の広いキャタピラは、威力を
発揮しました。
文献は、低い車高で、目立たなかったと、ありますが、こうして比較すると、3号の
高さと、変わらないようです。ドイツの戦車は、ガソリンエンジンでしたが、T34は、
ディーゼルエンジンで、航続距離が長く、低い零下の極寒の中でも、作動したそう
です。高速で移動し、後部に、写真のように、歩兵を同乗させ、電撃作戦を展開し、
ドイツ軍を苦しめました。
後方より、車幅は、T34の方が、広い様です。この平べったく、お椀型の丸い砲塔
幅の広い、キャタピラ、低い車高は、現在のロシア戦車にも、世襲されていて、
戦車の基本となりました。
上面の比較、T34の方が、エンジンルームが大きいのが、よくわかります。
モスクワ進行時の初期の戦いでは、一部新型の4号戦車が、配属になっていましたが、
ドイツ軍の実質の主力戦車は、上の写真の3号戦車でした。T34の75ミリ砲に対処
するため、前面に、追加装甲を補強しましたが、苦戦したと伝えられています。
狩猟をされる方は、よくご存じと思いますが、移動しながら、射撃してくる相手は、
なかなか、仕留めるのは難しく、T34のように、丸い装甲は、あたってもはじくので、
撃破は、難しかったのです。このように、模型を作るだけでなく、本を購入して、並べて
比較、検討して、性能を勉強して、楽しむのも、模型のひとつの楽しみ方です。
皆さんも、良かったら、一度、手元の模型を並べて、本を調べて、楽しんでいただけたらと
思います。