第221回 昭和の伝道師【戦中、戦後のパイロットの物語】

第220話 数1の試験に悩む                         2012年9月18日 火曜日
 
  数1の試験が一斉に始まった。
 
 全部で5問で、第1問は、簡単な分数の問題であった、第2問もかけ算、割算、などの応用問題で、なんとか、
 
出来たのであった。
 
  次の3問目の問題が、横浜港からシアトル港まで、何海里あるかという問題であった。
 
「さてーー、なん海里やったかなーー、えーーっと、わからんから飛ばしていこう。」と考えて、次の問題であった。
 
4問目 地球の赤道上の距離を100メートル伸ばすと、地表面が、いくら浮き上がるかという問題であった。
 
円周率を使用して、計算して出したのであるが、小数点以下の数字を、書くのかのーーと、悩んでしまい、しばらく考
 
えたのであるが、ミリの単位まで、記入することにした。
 
最後の問題は、 6個の菓子を、5匹の猿に平等に配布する場合、どのようにしたらよいかという、問題であった。
 
この問題は、いつかの五条の本屋で買った問題集に出ておったのを、思い出した。
 
  むつかしござると、解答を記入したのであった。
 
 そして、飛ばして空白にしていた、第3問目に、戻ったのであったが、横浜から、シアトルまでの距離は、何海里
 
であるかーーーー。  さて、こまったのうーーー、うーーん、 考えこんでしまい、どんどんと時間が過ぎていっ
 
たのであった。
 
 
【次回に続く。】