第279回 昭和の伝道師【戦中、戦後のパイロットの物語】

第278話   国語漢文の試験の事                   2012年11月15日 木曜日投稿です。
 
 
 しばらくして試験官が、「ただいま、ヒトゴーゴーゴー時、【15時55分】各自、受験番号、氏名を確認せよ。」と、
 
号令を出したのであった。
 
 周囲をちらりと見回すと、まだ、考え混んでいる生徒が多かったのであった。
 
 
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数学などは、基本の公式に、数字を代入していくだけで、その基本を頭に入れて、応用していけばよいので
 
あるが、国語とか、特に漢文、古典などについては、すべて暗記しないと、解答が出来ない、どこが出るか
 
わからない、ということは、時間をかけて、身につけていないと、解答は難しいのであった。
 
試験官が、「ただいま、ヒトロクマルマル【16時00分】時、 試験終了、各自筆記用具をおけ。」と、
 
試験終了の指示を出すと、係の兵士が、解答用紙を集めて回収して行ったのであった。
 
筆箱に、鉛筆をしまい込んで、席を立って、建物の外に出たのであった。
 
1時間ほどであったか、外で時間をつぶすことにした。
 
振り返ると、国語、漢文の試験は、自信があったので、また、よく知っていた問題であったので、合格は、
 
間違いないであろうと、確信していたのであった。
 
明日の試験は、午前中は、日本史 と、午後から作文である。
 
明日のことを考えていると、あっという間に、時間が経過して、17時過ぎに、合否の発表の張り出しがあった
 
のであった。
 
 
【次回に続く。】