第281話 大正10年5月9日の日本史、地理の入学試験の事 2012年11月18日 日曜日の投稿です。
源田實は、朝食を済ませると、下宿のおばちゃんに作っていただいた、水筒とお弁当を手に持って
「いってくるけえー。」と、挨拶して、下宿を出たのであった。
元安川の土手に出て、そのまま、
広島城方向に歩いていったのであった。
新聞によると、陸軍では、タンク、毒ガス、飛行機と新兵器の訓練を始めているらしい。
海軍でも、新しい、
水上機などの新兵器がどんどんと、開発されていたのであった。
特に新兵器の潜水艦や、
さらに、魚雷については、大砲よりも、水上艦艇には威力があったのであった。
今後、海軍に入ったあと、どのようなことをしていくか、歩きながら考えていると、
あっという間に、猿楽町の 商品陳列館の前まで、きてしまったのであった。
ここまでくると、
広島城までは、すこしばかりである。
今日の
広島城の
天守閣は、朝日を浴びてきれいであった。
そのまま,掘のそばを歩いて、大手門まで歩いていったのであった。
【次回に続く。】