第287回 昭和の伝道師【戦中、戦後のパイロットの物語】

第286話  海軍兵学校 地理、日本史の入学試験の事  2012年11月23日 金曜日の投稿です。
 
 
 
 
 
 
 次の第4問は、 問3で述べた、師団司令部配下の連隊の部隊番号 所在地を述べよという問題であった。
 
こんな問題は、暗記していないと全くわからない問題で、特に、他の生徒を悩ませたのが、朝鮮半島の部隊
 
番号などの問題であった。
 
さてさて、難しい問題であったが、第1中学に、全国部隊配置図というのがあって、暗記していたので、すらすらと
 
記入できたのであった。
 
 
 
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                           【当時の歩兵の行進練習風景】
 
 
 い、の北海道第7師団の構成は、旭川に第26連隊、 27連隊 28連隊の3個連隊がおかれ、ロシアからの
 
備えにおかれていた。
 
  そして、札幌に 第25連隊が、おかれていたのであった。
 
ろ、の大阪府の第4師団は、 篠山に第70連隊、 大阪に第8連隊、37連隊、和歌山に61連隊
 
は、の京都府の16師団は、三重県の津に、33連隊、奈良に38連隊、京都に9連隊、福知山に20連隊。
 
に、の熊本の第6師団は、熊本に13連隊、鹿児島に45連隊、都城に23連隊 大分に47連隊
 
ほの、龍山の第20師団は、  平壌に77連隊、 龍山に78連隊 79連隊 大邛に80連隊であった。
 
1中の生徒は、全員こんな事は暗記しているので、難なく解答出来たのであった。
 
【次回に続く。】