第393回 昭和の伝道師【戦中、戦後のパイロットの物語】

第392話  海軍兵学校の2次試験の内容を聞く事。    2013年3月19日 火曜日の投稿です。
 
 
 
 
 
 花岡雄二、3号生徒は、「 他に何か質問は。」と、問われたのであったが、栃木県の清水洋君が、
 
手を上げのだった。
 
 
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 花岡生徒は、「 よし、 清水生徒、なんでも聞いて良いぞ。」と、親切に語りかけると、清水 洋生徒
 
は、「 あのーー、明日の2次試験は、どんなことをするのでしょうか、昨年はどうだったのでありま
 
しょうか。」と、質問したのであった。 
 
 
 この清水 洋 生徒は、海軍大学第36期 淵田美津雄と、同時期に、海軍大学に進み、第1航空艦隊
 
 首席参謀を務めた男であった。
 
 
 
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 花岡雄二 3号生徒は、「 ほうーー、貴様らが、1番聞きたいところであろうな、しかしな、明日の、
 
試験項目の内容、昨年の内容について、貴様らに、情報を提供することは、生徒隊幹事より、きつく、
 
口外禁止令が出ておってな、すまんが、語るわけにはいかんのだが、 これだけは、言っといてやる。
 
 勉強が出来て、運動がだめな生徒を、不合格にする入学試験である。 走るのが遅い生徒、
 
 つまりだな、鈍くさい生徒は、だめだ、みんながんばるように。」と、話しがあったのであった。
 
 花岡雄二3号生徒は、「 次は、なにか、質問がある者は。」と、 問いかけがあったので、
 
 だれも、手をあげないので、源田實は、挙手をしたのであった。
 
 
  花岡生徒は、「 よし、源田實生徒、 なんでも良いぞ。」と、問いかけられたので、源田實は、次の様
 
な、事を質問したのであった。
 
   「 海軍兵学校の1日とは、どのようなことをするのでありましょうか。」と、質問をしたのであった。
 
 
 
【次回に続く。】