第404回 昭和の伝道師【戦中戦後のパイロットの物語】

第403話  海軍兵学校2次入学試験の事 。     2013年3月31日 日曜日の投稿です。
 
 
 
 
  我々の体力考査の係の、海軍の下士官が、「 ぴぃーー。」と、笛を吹いて、「 全員整列。」と、
 
号令して、私たちは、整列して、次の課目を受験したのであった。
 
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      平均台というのがあって、少し、怖かったのであったが、何とか、落ちずに、通過すると、
 
 
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           今度は、マットの上で、前転運動など、指示通りこなしていったのであった。
 
 
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        どんどんと、走り高跳びとか、鉄球なげとか、鉄棒とか、順番が回ってきて、一通りは
 
        基準をクリアーして、なんとか無事、終わったのであった。
 
 
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             結構、落伍者がでたのが、1000メートル走とこの跳び箱であった。
 
            全体が300人程度受験者がいたのであったが、約1割程度、
 
            不合格になったようであった。
 
 
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           しかし、1000メートル走などは、7月のセミが鳴く暑い中、水も飲まずに、2回、3回
 
           と挑戦すると、どんどん、タイムが落ちるのは、確実で、日頃鍛錬していないと、
 
           規定タイムを、通過するのは、困難だったと思う。
 
 
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           私たちの体力考査入学試験は、あっという間に午前中、終了して、私は、合格者の
 
           中に入り、私たちの同宿のメンバーも、落伍者はなく、なんとか、みんな合格して、
 
           「やれやれやーーーー、えらい大変やった。」と、語り合ったのであった。
 
           こんな感じで、江田島海軍兵学校の第1日目の午前中は、すんなりと時間
 
           が過ぎていったのであった。
 
 
 
【次回に続く。】