第1102回 昭和の伝道師【戦中、戦後のパイロットの物語】
第1101回 津野 一輔 陸軍少将の講話の事。 2015年2月27日金曜日の投稿です。
大正12年の3月2日金曜日、よく晴れた日でしたが、午後から、陸軍士官学校の
校長先生を務められていた、 津野 一輔 陸軍少将の講話が、江田島の海軍
兵学校で行われたのでした。
当時、自分は、 津野閣下の軍歴など知るよしもなく、 陸軍士官学校のお話
でもあるのかとそうなことを想像しながら、 頭の中では、もうすぐ考査
【 戦後の期末試験の事】が行われるので、 暗記したい事を思い浮かべては、
頭の中でそらんじていたのです。
時間は有効に使用して、 要領よく勉強しないと、 範囲が広いので、
よい点数は取れないのです。
【 津野 一輔 陸軍少将 陸士5期卒 陸大15期卒 後の陸軍中将、
陸軍次官 近衛師団長 】
しばらくしますと、「 きょうつけーーーーーーい、 敬礼。」 と、号令がかかり、
敬礼をした後、 海軍兵学校の校長先生の千坂 智次郎 海軍中将より、
津野 一輔 陸軍少将の紹介があり、 そこでシベリア出兵、 樺太平定など
の活躍を初めて知ることになったのです。
簡単に説明すると、 日本の江戸時代 カール、マルクスさんが、出資を募るために
言葉巧みに儲かりそうなお話をして、 資金を集め、 ことごとく事業に失敗し、
イギリスに、 夜逃げというか、 そんな形で、 イギリスのエンゲルス先生の家を
頼って、 その後、 エンゲルス先生の町工場で暮らしていくようになっていくのですが、
こういう初期の時期を、 共産党の第1期 と呼び、
明治時代の日露戦争前夜に、 山縣 有朋侯爵の命令で、日本のスパイ組織、
第2期と呼び。
呼ぶのですが、 商売を否定し、宗教を否定し、 個人所得を否定し、 教会を破壊し、
資本主義者を武力討伐していく つまり、 山賊行為を繰り返していく、 こういう
時期を第3期と呼んで、分類し,当時日本でも、日本共産党が設立され、 中国大陸
などが、共産主義思想という学説を宣伝し、 同調者を獲得していくようになっていく、
そう言う初期の時期でありました。
そして、津野 陸軍少将のお話は、 簡単に共産主義の思想のお話の後、
アムーレ の都市に、救援部隊として到着した当時のお話を 自分達に生々しく
お話になったのて゛す。
共産党は、 初めの頃は、 人々に語りかけるように、都合の良い、貧乏人をひきつ
けるような事を工作員が、宣伝し、独特の呼びかれる口調で、 人々に訴えるのです。
「 みんな平等に労働し、税金はなくし、富は平等に分配し、 医療も無料ーー云々。」
そして、 所得の低い、社会の貧困層の人や、 考えのしっかりしていない、若年層の
人々を、共産党員に勧誘していくのです。
欧米人や、日本人に雇われていた、低所得の中国人や、当時、日本国籍であった、
その後、 日本の寺院や、 教会に押し寄せ、破壊活動の後、放火し、 銀行に
押しかけ、銀行の職員を「 資本主義者。」と叫んで逮捕し、 商店に押しかけ、
商店主に、「 共産党に物資を供出せよ。」と、強談に及び、 拒否すると、 商店主を
「 資本主義者。」と呼んで、逮捕し、 小銃を突きつけて、広場に市民を強制的に
集めて、 町の市民が見守る中、 銀行の職員、 神父、 商店の店主を広場に
引き出して、斧で頭をたたいて、 公開処刑を始めたのです。
や、日本国内で入り込んでいる朝鮮人が同じように、暴動を起こしていくのでは
ないかと、 そう当時感じたのでした。
【次回に続く。】