第504回 昭和の伝道師【戦中、戦後のパイロットの物語】

第503話  海軍兵学校 朝の授業の事。             2013年7月9日 火曜日の投稿です。
 
 
 
 
 
 
私達は、入学式当日、海軍体操の行いが、非常にまずいという事で、消灯ラッパのあるまで、1号生徒
 
から、厳しい指導を受けたのであった。
 
その翌日の朝、いよいよ、本格的な、海軍兵学校の教育が開始されたのであった。
 
 
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    入学式の翌日も、起床ラッパ前の0430時に、先輩生徒にたたき起こされて、寝台の整理整頓を
 
させられた後、  起床ラッパが鳴ると、 外に出て、海軍体操である。
 
 
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          朝の0530時に、 どっと、南側の練兵場に、みんな出て、海軍体操をした後に、
 
          整列した後、 生徒隊監事の中佐殿の訓示を聞いて、まあーー、現在風に言えば、
 
          朝礼である。
 
 
          どんな話だったかは、現在記憶が全部ないのであるが、「 今日から、貴様らは、
 
          海軍兵学校の正式な3号生徒になったのである、 本日より、短艇訓練を始める。
 
          各、分隊監事は、所定の予定通り、訓練を開始せよ。」 と、そんな内容であっただろうか、
 
          私達は、全員整列した後、分隊事に、西側の海部に移動し、 そこの短艇【ボート】の
 
          釣り上げられている場所に整列して、短艇を見つめたのであった。
 
          これが噂の江田島短艇訓練かと、随分と不安になったのであった。
 
 
【次回に続く。】